ウルトラマンってあるじゃないですか。
内容を見てないにしろ存在だけは多くの方が知ってますよね。
この作品、子供向け番組のカテゴリーにありながら
平均視聴率36%超えの化け物作品なんです。
後にシリーズ化して現在に至るまで50年以上続いてる、
そんなウルトラマン全39話の中から
私が好きな話ベスト5を発表します。
・第5位
~攻撃されればされるほど耐性を受けて強くなる怪獣ザラガスが出現。
対抗策が出るまで科特隊に攻撃中止命令が出る中、
建物に閉じ込められた子供達を救う為にアラシ隊員が取った行動は・・・~
第36話:射つな!アラシ
普段脳筋のアラシ隊員の葛藤やカッコいいシーンが見える良回。
科特隊は全体的に強い防衛チームですが、人数が少ないので
今作のように人員が削られてピンチに陥るシーンは結構印象的でした。
あと、あんまり話題にならんけど何気にザラガスは強怪獣と思います。
・第4位
~北山湖にて魚の異常繁殖が判明、科特隊が調査に赴く。
一方北山湖に住むモンスター博士宅に少年誌の記者が取材にやってくる。
その夜、科特隊のイデ隊員と女記者は共に北山湖に夜釣りへ出かけるが、
湖に響く謎の鳴き声と、ボートを漕ぐ男の影を目撃する・・・~
第10話:謎の恐竜基地
ゴジラ対ウルトラマンの構図やウルトラマンが笑ったりとかで有名な回なんですが、
狂気に走った博士の末路やジラースの亡骸なんかが印象的でした。
この、「科学や狂気に狂った人間の招いた悲劇」は、
ウルトラシリーズでは恒例のテーマとなっています。
・第3位
~ハヤタ、フジ両隊員とフジ隊員の弟のサトルが姿を消し、
その後巨大化したフジ隊員が東京28番街に現れた。
一方、サトルの前にメフィラス星人が現れ、
「地球をあなたにあげます」という地球侵略の了解を得ようとする・・・~
第33話:禁じられた言葉
雰囲気的に割とどうしようもなかった回。
たった1話だけでこれだけの存在感を出した宇宙人は
そういないでしょう。
ちなみに子供の頃は
「メフィラス星人の強キャラ感がこれまでのウルトラマンの話と違う!」
と思ったものですが、要所要所で短気なメフィラスやハヤタ放置→変身の流れなんかは
今見ると少し笑っちゃいますけどねw
・第2位
~怪獣酋長はこれまでウルトラマンと
科特隊に倒された怪獣達を蘇らせて復讐しようとするが、
そこには人間に味方するピグモンもいた。
ピグモンは科特隊にこの危機を知らせようとするのだが・・・~
第37話:小さな英雄
「ウルトラマンがいれば人間はいらないのではないか」
というテーマに早くも回答を出した回。
ちなみにウルトラマン全39話の中で最も視聴率の高い回です(42.8%)
ちなみにイデばかりが取り上げられがちですが、
俺の中ではそれまで影の薄かった主人公のハヤタの存在感の方も凄かったですね。
・第1位
~国際平和会議に出席する各国の代表者が次々に謎の事故に遭う。
犯人は見えないロケットに乗った怪獣だった。
しかし科特隊のアラン隊員は怪獣の姿を見て「ジャミラ」と呼んだ・・・~
第23話:故郷は地球
一貫して人間の身勝手さを描写しています。
ジャミラの死ぬシーンは真面目な話いつ見ても泣きそうになります。
ちなみに子供の頃、ジャミラの境遇を知った後で
Tシャツでジャミラごっこしてる同世代の人達に対して
割とマヂに「全員〇ね」と思ってました。
それぐらい私は感受性の高い人間でしたw
以上となります。
ウルトラマンは娯楽性の高い、非常に楽しめる作品となっております。
50年前の作品と思えないクオリティを、是非ご覧になってはいかがでしょうか。