仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER観て来ました。

 

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※ネタバレ全☆開。

 

 

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Q.どういうストーリーなの?

A.ライダーはみんなの心の中にいるよ(^_-)-☆

 

 

ストーリーは良く言えばわかりやすい、

悪く言えばありきたりといった感じです。

この手の話は同じ特撮カテゴリーだと

既にウルトラシリーズがやってたりするんですが、

物語の軸はしっかりしててかつ、わかりやすかったです。

 

ただ、長時間のストーリーの割には

物語のアップダウンはあまりなかった印象。

実際僕が観に行った時は

周りの子供達がかなり手持ち無沙汰感出してました。

 

 

また、アタルとシンゴの関係性は

早くからわかりやすい伏線を出してて

簡単に予想のつく展開だったので若干拍子抜けしました。

ストーリーにあれだけ時間を費やすのなら

更に上のどんでん返しのような展開があっても良かったカモ。

(レッツゴーの時の佐々木功のようなのを期待してた)

 

 

ただ、僕は平成ライダーはゴーストから見てないんですが、

そんな僕でもビルドやジオウの雰囲気や設定は理解出来たので

ストーリーに関しては全然良かったと思います。

また、正直電王(デンライナー)が出た方が

もっと早くに解決するんじゃね?って思ってましたが、

その辺りはジオウがビルドと終始奮闘していたので

安易な解決方法にならなくて良かったと思いました。

 

 

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Q.歴代ライダーのストーリーへの絡み具合は?

A.ビルドオールスターズ~電王を添えて~

 

ビルドはクローズ、グリス、ローグが出て来ますし

ビルドとクローズはフォームチェンジも披露します。

グリスの奮闘っぷりや一海のイケメンぶりが印象的でした。

 

 

電王は佐藤健サプライズ出演の件があるので

大きく印象に残りがちですが突出してる訳ではなく、

あくまで歴代ライダーの枠からは

あまり外れないようになっています。

(フォームチェンジもしますが

アックスとガンはマヂで出ただけ)

電王のシーンはファンからすると

本当に色々とクるシーンでしたね・・・(泣)

 

 

 

 

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Q.歴代ライダーの活躍は?

A.ニヤッとする場面はあるけど雑魚掃除がメイン。

 

フォームチェンジもせず

因縁のある相手が出てきたりもしないので

正直これまでのオールスター映画とあまり変わらん印象。

今回敵がダスタードや屑ヤミー、

バグスターウイルスといった、

所謂戦闘員ポジションしか出てこないので

ティードが出ない場面ではあまり脅威を感じなかったです。

 

掛け合いやクロスオーバーシーンもあまりないので

平成最後を謳うならもっとはっちゃけて欲しかったかな。

個人的には見応えという意味からすると

前作の平成ジェネレーションズFINALの方が印象的でした。

 

ただ、その分各ライダーの見せ場自体はしっかりありましたね。

クウガのバイクアクションや

いつものアングルと違う龍騎ドラゴンライダーキック、

ウィザードのアクロバティックアクションなんかは

凄くカッコよかったです。

 

 

 

でもブレイドの顔が黄ばんでたのは

気になってしょうがなかったです(´・ω・`)

 

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Q.オリキャス勢は?

A.佐藤健以外の扱いが・・・orz

 

クウガ~エグゼイドまでのライダーは

オリキャスが新たに声をあてたり

ライブラリとして過去作から

声を引っ張ってきたりしているので

実質みんなオリキャスみたいなもんです。

ただ、ライダー同士が掛け合いをする事もなく、

今回収録してるライダー達もセリフが多い訳でもないので

その辺りの特別感は正直あまりなかったです。

龍騎なんかは割と喋ってましたが

ディケイドやゴースト辺りは本当に一言二言だった気が・・・

 

電王周りは尺もセリフも多くて凄く感動しましたが、

他のオリキャス勢は正直電王に喰われた印象。

サプライズ枠や出す出せないの事情もある中での今回の出演だったので

どうしても話題になるのはわかりますけど、

別に佐藤健だけが特別な訳じゃないので

他のキャストにももう少しスポットというか

出演してる意義を考えて欲しかったかなと思いました。

 

 

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~総括~

平成ライダー見て来た人には是非見てほしい。

 

 

不満が多少出てしまいましたが、

オールスター作品の中では割と面白かった作品でした。

ライダー好きな知人と観に行くと

その後数時間はワイワイ語り合えるでしょうw

仮面ライダーというシリーズの

記念作品となるのは間違いないと思うので

是非スクリーンで見て欲しいですね。

 

ただ、

「平成最後の~」「平成総括」

といった特別感を抱いて見ると

人によってはちょっと拍子抜けするカモ。

 どちらかというと「虚構と現実」といったテーマや

平成ライダー20人目記念作品」という点に着目して見た方が

ダメージ少ないカモ。

 

 

 

 

僕は仮面ライダーにハマって以来

かなりオタオタした性格と自負してるので

どうしても要求する部分が多くなり

ハードルを上げ過ぎたかなという感じでした。

とはいえ内容自体は凄く面白くて

長時間の視聴でしたが最後まで楽しめました。

 

 

また、僕は昭和人間なので、

どうしても10人ライダーと比べたり

「こんなん仮面ライダーじゃねぇよ」

と思う事もありましたが、

仮面ライダーウィザード最終話あたりで

平成ライダーも市民権得てきたな」と感じ始め、

今では一つのコンテンツとして

しっかり確立されたなと思っています。

 

平成という括りは終わってしまいますが

これからも仮面ライダーシリーズは続いていって欲しいですね。