当時僕はシスプリでオタクロードに叩き落されました。
考えるな、感じろ。
ある日いきなり12人の妹が出来るといういつ見てもクレイジーな設定ですが、
初回のスタートダッシュに乗り遅れると完全に置いてきぼりを喰らうので、
あまり深い部分を気にせず
登場人物の行く末を見守るくらいで視聴に臨んだ方がいいです。
シスプリは掲載時期やアニメやゲームでそれぞれ設定が違うので
細かい所を見ていくとところどころ気になる点はありますが、
単純に一本のアニメ作品として見ていった方が楽しめると思います。
シスプリは思い入れが強すぎて
アレコレ書いていくと脱線の嵐になりそうなので
もろもろポイントだけ箇条書き↓
・主人公の成長具合が凄く自然
シスター・プリンセスの原作ってどちらかというと
妹目線の話がメイン=妹が主人公だったんですけど、
今作は主人公の航がだんだんと兄になっていく過程が
凄く自然かつ丁寧に描かれています。
最初は凄くヘタレで頼りないキャラなんですが、
だんだんと自分の意志を出して
妹の事を考えながら兄になっていくのが感慨深いです。
あまり自分の意志を出すキャラじゃないんですが
少しずつ積み重ねていく日常や
燦緒へのメールといった些細な気持ちが蓄積されていって
兄になる=家族になっていくその工程が絶妙です。
その為最終話にて妹を選ぶ理由がシンプルでも説得力が強くなっています。
・作画の崩れは気になる
良い回が少なく全体的に不安定です。
例えば咲耶はエピソードに恵まれたのに作画に恵まれませんでした。
1話はこんなに可愛いのに・・・orz
現在発売や配信している媒体は修正が入っていますが
それでもキツイと思う部分があります。
僕の手元には当時の放送を録画してるVHSがあるんですが
それはもっともっと酷いです(爆)
当時見ても酷いと思ってたくらいなので
今見るともっと酷く感じると思います()
・今見ると辛い部分も
ノリ的な意味で今見ても受け入れられるかは多少疑問に感じる部分も。
山田やガルバンのネタなんかは人によってはつまらなく感じるカモしれません。
ちなみに僕は当時から燦緒が苦手でした。
当時は露骨な洗脳具合や愼深への態度が苦手でしたが
今見るとホモホモしくし過ぎな気がしますw
・ストーリー自体は一辺倒
最後に一波ある程度で全体的には良くも悪くも波がありません。
2クールありますがメインキャラの妹だけで12人もいるので
各キャラのメイン回をするだけで1クール費やすので
致し方ないとも思いますが・・・
また、基本的に有害なキャラがいないので終始平和に進む為
人によっては飽きが来る可能性もあります。
あまり物語は求めてないんですが、
前述したように航の成長ストーリーが入っているので
結果的にいい塩梅になっているとは思いますけどね。
まとめます。
要約すると人を選ぶ伝説的作品でしょうか。
良くも悪くもシスプリの名前を知らないオタクっていないと思うので
まだ触れていない人は一度でいいから見て欲しいですね。
原作寄りの内容はRePureになるのでそちらの方が見やすいでしょうが
まっさらな状態だとアニメオリジナル設定の一期の方が手を出しやすいと思います。
その際は前述したようにあまり細かい事を考えずに
雰囲気を感じ取りながら見て欲しいですねw
当時の電撃G'sを含めた勢いは本当に凄く、そんな中生まれた今作なので
オタッキー道に染まっている人には一度触れてみて欲しい作品です。
今Youtubeで無料配信してるのでこの機会に是非(*´ω`)
個人的オススメ回は17話。
僕のマイシスターである春歌が可愛すぎてそんな馬鹿なです(^q^)