ウルトラマンエースって知ってますか?
ウルトラシリーズ第5作かつ、
ウルトラ戦士5番目の弟です。
この作品は
・男と女が合体して変身する
・レギュラーの悪役がいる
・怪獣よりも強い「超獣」が相手
・ウルトラ戦士が兄弟というカテゴリー化に
等、様々な新要素を取り入れた実験的作品でした。
そんなウルトラマンエース全52話から
個人的ベスト5を紹介します。
・第5位
~ダンの叔父の三郎が外国より帰国したが
その足にはTACと銃撃戦を繰り広げた者と同じ傷口があった。
正体を現したファイヤー星人はファイヤーモンスを呼び出す。
北斗はエースとなるがその胸を炎の剣に貫かれ・・・~
第39話:セブンの命!エースの命!
超獣、宇宙人との計3回の戦闘や珍しいTACの活躍、
弟を励ますセブンの言葉、ダン少年への北斗=エースのメッセージ等、
非常に見所の多い内容となっています。
戦闘はちょっとう~んって感じですが・・・エースブレード使えよ!(゚Д゚;)
ちなみにエースはこの話で通算3回死んでます。
丁度1クール毎に1回死んでる計算になりますね(爆)
・第4位
~かつてヤプールに星を侵略され、宇宙を追放された
宇宙人サイモンの生き残りが保護された。
そこへヤプールの操るジャンボキングが出現、サイモンの引き渡しを要求する。
北斗に優しさを教えられた子供達はサイモンを守ると奮い立つが
サイモンにはある秘密があった・・・~
第52話:明日のエースは君だ!
最終回です。
ウルトラシリーズにしては珍しいある意味バットエンドな内容です。
子供の頃からエースとの別れにサッパリしない何かを感じていました。
・第3位
~歯が痛み出した北斗は治療の為Qという歯医者に向かう。
治療を終えた北斗の前にベロクロンが現れるが、レーダーには何の反応もなかった。
幻覚と現実の狭間で揺れる北斗の行方は・・・~
第48話:ベロクロンの復讐
忘れ去られかけた一件落着してたヤプールの設定がこのタイミングで出て来ます。
ウルトラマンエースという作品のテーマは
この回の女ヤプールの言葉が全てを物語っていると思ってるので、
制作者のメッセージが知りたい方はこの回だけでも見ればいいと思います。
この回も戦闘はちょっと・・・
面白い試みとは思いましたが、雰囲気が話と合ってなかったですね(´・ω・`)
・第2位
~ヒッポリト星人にウルトラ5兄弟がブロンズ像にされた。
人間達がヒッポリト星人に跪こうとする中、竜隊長率いるTACは
ヒッポリト星人のトリックを突き止め奮闘するが・・・~
第27話:奇跡!ウルトラの父
竜隊長が実質主役の後編。
ウルトラ戦士がいなくとも戦う者がいるのがウルトラシリーズのいい所です。
初登場となるウルトラの父がまさかああなるとは・・・と、当時トラウマでしたが、
その後あっさり復活した際は喜びつつも拍子抜けした感もあり複雑な気持ちでしたw
・第1位
~ヤプールはウルトラ4兄弟のエネルギーを奪い、エースキラーを作り出す。
一方生き延びた北斗と南はウルトラ兄弟を救出しようとするが、
TACの高倉司令官はゴルゴダ星の爆破を決定し、
超高速ミサイルのパイロットに北斗を任命する。
ウルトラ兄弟の運命は!?~
第14話:銀河に散った5つの星
第2位に続き後編のエピソードとなります。
ウルトラマンエースは序盤から前後編が多く
濃厚な話が多かったですが、
この話はまさに序盤のクライマックスに相応しい内容でした。
巷で持ち上げられてるほどエースキラーが強くなかったのが残念ですが、
それを上回るカッコよさがありますね。
デザイナースゲェや。
以上となります。
ウルトラマンエースは制作者の一人が
「ヒーローになり損ねた悲劇の神」
と言ったエピソードを聞いて以来、
作品への印象がガラっと変わった作品です。
また、これまで単独作品だった
ウルトラ戦士達が今作から兄弟とされ、
今日に続くまでの礎となった作品なので、
是非ウルトラマンから順番に見ていって欲しいですね。
ちなみにエースは、再放送とはいえ
私が明確に初めて毎週見出したウルトラ作品です。
怪談シリーズは幾度となく
私にトラウマを与えてくれましたw