ワイ、寝過ごして最終話をリアルタイムで見逃す素敵ムーブ。
コロナ云々ある中で上手くまとめた方とは思います。
ただ、個人的には
作品として見るとあまり面白くなかったなと振り返ります。
滅亡迅雷がメインの15話くらいまでは面白かったんですが、
サウザーことザイアが前に出てきた頃から
脚本にあまり魅力を感じなかったです。
僕だけカモしれませんが、
なんか、キャラクター達が何がしたいのかが
あまり伝わってこなかったです。
物語も、アルトが社長の座を失って新会社を立ち上げるんですけど
そこからいきなり「夢」について
しつこいくらいに語るのにも唐突感を感じてしまい、
後半は作品に対して没入出来なかったです。
立ち回りや設定で見ても不破さんの方が目立ってて、
アルトが発する言葉の重みや説得力が薄かったのも残念でした。
イズを滅に破壊され、アルトは迅を破壊してしまいで
負の連鎖が続いていく展開は
ありきたりとはいえ良かったんですけど、
最終話での締め方は個人的にはツッコミどころが多くて
あまり納得出来る最後ではなかったです。
映画に続くというのは今回は仕方ない部分もあるとはいえ
そんなに続きが気になる感じではないですね。
アクションも派手で演出もカッコよく輝く部分もありましたが、
ライダーとフォームの出し過ぎで全く使いこなせてないのには
ガッカリを通り越して呆れました。
玩具を売らなければならないのはわかるんですけど、
個人的には「本編に出ないなら出すなよ」レベルでした。
中には、決められた店舗じゃないと買えなかったり
買うのにベルトが必要とか訳わからん制約があったり等
何がしたかったのかって感じです。
もうライダーの玩具買ってないので
僕が実害を被った訳ではないんですけど。
最近のライダー玩具って
放送開始の序盤にアホほど出していって後半失速する印象ですが、
売り切りというか売り逃げ感が増し増しで
あまりいい気持ではないです。
商売するうえでは仕方ない部分もあるんでしょうけどね。
ライダーのデザインやフォーム名はどれもカッコよかったんですが
前述の通り登場に波があったのは残念でした。
亡なんかはサウザーの服を切ったくらいしか記憶にないし、
オルトロスバルカンはまさかのサプライズ変身だったのに
ゼロツーにサンドバックにされるだけ、
初レギュラー女性ライダーのバルキリーは
退職届キックしたくらいしか記憶にないです。
個人的にはシャイニングホッパーが好きだったんですが、
全然出てこなかったですね。
メタルクラスタまでのフォームは一体何だったんだ(´・ω・`)
ライダーの人数を出しても作中で捌けないのは
歴代作品からハッキリしてるのに、
これだけアホほど出しててこの結果は流石に擁護出来ないです。
出すなら出すでもう少し考えて欲しい。
なんか、ボロクソに書いてしまいましたが、
別に作品が憎い訳ではなくて
どちらかというと毎週楽しみに見てました。
むしろリアルタイム視聴で完走したライダー作品は本作が初で
毎週9時に起きるのが楽しみだったんですが、
とにもかくにも話の展開が足を引っ張ってた感じですね。
キャラクターは皆個性的で魅力に溢れてたので
その辺りをもっと見たかったんですが、全体的に残念でした。
冬映画でどういう展開になるのか、期待して待ちましょう。
個人的オススメ回は13話。
今思うと、ワズの形見であるシャイニングホッパーキーは
もう少し大切に物語として取り扱って欲しかったですね。