ウルトラマンブレーザー 見ました。

 

書こう書こうと思っていたら

既にアークが放送していた・・・

 

 

 

最初の印象としては

新機軸のウルトラマンでした。

見た目通りの独特の戦闘スタイルに

一度聴いたら忘れられない叫び声、

防衛チームの隊長が主人公、

新怪獣中心の展開等々、

ここ数年のウルトラシリーズとしては

新たな要素が多く、

これまでニュージェネレーションで

培ってきた要素を取っ払ったのは

冒険的で良かったと思います。

 

特にトリガー→デッカーと、

ティガとダイナのリメイク作品の後に

ガイアのリメイク作品を作らなかったのは

個人的に良かったと思いますね。

今の円谷で当時と似たような事しても

どうしても劣化してしまうんで。

 

 

 

新怪獣中心のストーリー展開が

非常に良かったです。

予算的に仕方ないとはいえ今の円谷は

同じ着ぐるみを使い回しているので、

作品を跨いで同じ怪獣ばかり出て来たり、

作風的に合わない怪獣や宇宙人が目立つ中、

新怪獣を多く出してくれたおかげで

ブレーザー固有の特徴が更に際立ちました。

特に序盤は毎話新怪獣が出ていて

毎週かなりワクワクさせられました。

ウルトラシリーズは怪獣も主役なんだという事を

久々に思い知りましたね。

 

 

 

SKaRDの面々も大人な雰囲気で

安心して見ていられましたが、

意外と皆個性的で後半エミ以外は

結構役者の素の部分が垣間見えたりしました。

各々得意分野がハッキリしているので

絵面的にもわかりやすかったのも良かったですが、

技術屋のヤスノブがガチムチ体型だったのには

度肝を抜かれましたけどw

 

Will complyという受け答えもカッコ良かったです。

 

 

結構楽しんで見てたんですけど、

ファードランアーマーが出た辺りで

一度集中力が切れました。

これは、僕が本作はタイプチェンジを行わない

ウルトラマンという認識だったので

それが結局タイプチェンジをしてしまうというのに

少々ギャップを感じてしまいました。

また、ファードラン自身もフルCGのせいか

あまり印象に残っておらず、

相棒怪獣という立ち位置なのに

大半がアーマーという存在だったのも

勿体なかったと思います。

また、途中から新怪獣の頻度が

少し薄れた点も少し気になりました。

特にガヴァドンの話は初代と似たような話になり

怪獣の特徴としてはあまり面白く見えなかったです。*1

 

レッドキングとギガスのコンビも

町中で戦うには少々浮いていたように感じました。*2

 

 

そしてアースガロン。

そのカッコ良さに反して勝率があまり良くなく、

装備を追加して強くなっていく過程が

後半はあまり上手く機能していなかった気がします。

 

個人的に致命的なのが、

途中からAI搭載にして喋らせまくった事。

喋っていない序盤の頃から目の色が変わったり

(^^)のように感情(状態)を示したりと

ロボの割に充分個性的だったのに、

途中から普通の人間のように喋ってしまうので

個性も何もなくなってしまいました。

また、この要素のおかげで

アースガロンが実質新隊員のようになってしまい

元からいる隊員の個性が

薄くなってしまったのが残念でした。

AIとの交流よりも元から個性的な隊員同士の魅力を

もっと魅せて欲しかったかな。

 

 

 

最後に、V99の謎を引っ張ったのは

凄く良かったです。

バサンガ、ゲバルガの謎の辺りは

とても引き付けられました。

ただ、そのせいで最後尺が足りず、

最後物語の着地具合が少々強引で

不完全燃焼気味でした。

上手くまとめた方だとは思いますが、

もう少し余韻が欲しかったかな。

 

 

 

まとめます。

 

 

冒険的かつ挑戦的かつ堅実。

 

 

シリーズが続くにつれてマンネリ化しやすく、

こと円谷作品は様々な都合で

ここ数作品はその傾向を強く感じていましたが、

本作は様々な制約の中

可能な限りのチャレンジ精神を感じた作品でした。

直近のニュージェネを見続けて来た人にほど

新鮮で面白く感じると思います。

 

 

本作単品で見ると結構独創的で

人によっては好みが分かれるかなと思います。

特に、アースガロンを喋らせたり

総集編で変に子供寄りになったりと、

中盤からは少々迷走気味に感じましたが、

面白さという点では中々だと思います。

 

50年以上続くシリーズの

新たな試みを垣間見れるので

興味の湧いた人は是非。

 

 

個人的に印象的だったのは8話。

OPの流れるタイミングが完璧でした。

 

*1:ドラマで見るとゲントの子供が心を開くというのが見えて悪くなかったですが。

*2:こちらは逆にストーリーが説教過ぎたり、成績の悪い営業の物語がありきたりで、ブラック企業で働く身としてはあまり共感出来なかったです()