
※僕は史実を欠片も知りません。

おもろかった。
史実を知らない分展開を予想しつつ
それを覆される流れを期待しながら
視聴していたので、終始楽しかったです。
レースシーンは熱量が高く長尺なので
途中少々しんどくなるくらいでした。

僕はジャングルポケットのような
男勝りかつ、ビッグマウスのキャラは
正直苦手なんですが、
負けん気が強く、負けても闘志が折れない所は
見ていて魅力に感じたキャラでした。
目標にしていたタキオンがリタイアして以降
コンディション維持にもがく姿等
こちらに訴えかけるシーンも多かったです。

また、ウマ娘だけでなく
トレーナーのストーリーも軽くではありますが
紡がれていたのが好印象でした。
ゲームプレイヤーの身として見ると
トレーナーを主軸として扱ってくれるのは
やっぱり嬉しいですね。
フジキセキとの関係性も良かったです。

作画、キャラデザは
過去のウマ娘アニメに比べて大分熱く
色んな意味で崩れ気味でしたが、
まぁ味があって良かったかな。
ぶっちゃけプリティ―要素は皆無でしたが、
今回はティザーの時点で
可愛い方面は振ってなかったのがわかってたので
あんま気にしてなかったです()
特にタキオンは色んな意味で狂気が見え隠れして
キャラの性格とマッチしていて良かったです。
最初見た時はどうなんかと不安でしたが
作風として見れたので良かったですね。

主要キャラは決まっていますが、
サブキャラの立ち位置のウマ娘達も
物語を盛り上げてくれました。
ダンツフレームは可愛かったですし、
フジキセキの立ち振る舞いも良かったです。
まぁダンツフレームが
未だにゲーム未実装なのは
ここではあえて取り上げませんが・・・
他にも各シーンで
様々なウマ娘がチラ見出来ます。
自分の知ってるキャラが映ると嬉しいですね。
僕はダスカが喋ってくれただけで満足です(ぇ)

気になったのは、
尺の割にダイジェストシーンが目立った点。
折角キャラが多いんでダイジェストで流さずに
しっかり台詞付きで描写して欲しかったかな。
特に合宿シーンやお祭りシーンなんかは
もうちょいウマ娘の個性が見たかったところ。
まぁ、映画の緩急を考えると
ダイジェストにするのは
別に間違ってないと思うんですけど、
キャラの多いウマ娘シリーズだからこそ
折角だからという気持ちは
どうしても出てきますね。
特にポッケ×タキオン、
ポッケ×フジキセキの関係性以外は
思ったよりも描写がなかったので、
折角なんでもうちょい絡んで欲しかったかな。
もう一つの気になった点がコレです。

例えば、僕は本作を見るまで
マンハッタンカフェに触れてこなかったので
本作で彼女がどういうキャラかわかると
思ってたんですけど、
いざ見てみるとよくわからんまま終わったので
そういう意味では少々拍子抜けでした。
他にもタキオンにカフェがもっと絡んでくるとか
ダンツがもっと前面に出てくる等々思ってたんで
そういう意味では逆に意表を突かれました。
とはいえ今作はジャングルポケットの物語なので
あまり求め過ぎるのも酷ではあると思うし、
尺的に描写が減るのは仕方ないけど、
ジャンポケを主人公として見ずに
ジャンポケ「世代」のウマ娘達を目当てにしたり
それぞれの史実再現を重視して見ると
少々拍子抜けに感じる部分があるカモ。
実際これまで書いてる気になった点は
どれもキャラの扱いに関する事なので、
最初からジャンポケを主軸にして見てれば
逆にあまり気にならないと思います。

まとめます。
ウマ娘シリーズは
こういうのでいい。
ぶっちゃけウマ娘のアニメって
史実をなぞっていたり
そもそもがスポ根路線なので
物語の着地の仕方って
大体同じような感じなんですけど、
今作はその辺りの魅せ方も良く
物語も1本の映画として見れば
寄り道もなく一本道で
見やすい構成になっていました。
先に書いた通りプリティー要素は皆無なので
キャラの魅力は少々落ちたように感じましたが、
むしろ、ウマ娘のアニメは
こういったスポ根路線に全振りした方が
おもろい印象で、
実際本作だけでも充分楽しめたので
そういう意味ではまとまりのある作品でした。
3期視聴後ゲームアニメ問わずバッサリと
そのモチベを折られたウマ娘ですが、
一作品として普通に面白かったです。
RTTTと並んでウマ娘初心者にも
お勧めしやすい作品でした。
ウマ娘ノータッチの方は中々オススメです。
※過去のウマ娘作品レビューは
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個人的オススメシーンは皐月賞。
見ていて一番面白かったです。
タキオンのあの演出は令和の世でこそ
紡がれた演出だったと思います。
ちな、僕はタキオンが色んな意味で
苦手だったんですが、
本作を見て大分好きになりました。