
楽しもう、色んなMONO。

面白かったけど
思ってた内容と違った。
360度カメラを手に入れた主人公を筆頭に
写真を主体に話が進むと思いきや、
蓋を開けてみると日常お出かけ作品で
写真にスポットが当たる事はあまりなく、
そういう意味では結構拍子抜けでした。

主人公は写真を撮り始めて1年で
コンテストに入賞する腕前となりつつも
撮る目的を見失ったという経緯がありますが、
カメラを手に入れた後は
あまりそこの部分にフォーカスが当たらず、
大人組の一人である春乃の依頼で
色々な所に行く話が続き、
カメラに関する要素が
そこまで掘り下げられなかったのは
勿体なかったです。


一応随所で撮ってる様は見受けられるんですが、
話のメインがいつもどこかに行く事なので
見終わった後の感想の大半が
出かけてた印象しか残らない。
一応通しで見返すと、
序盤にカメラを手に入れて、中盤はお出かけ、
終盤にその過程で沢山写真を撮っていたと
流れ的にはしっかりしてるんですけど、
中盤のお出かけ部分で
あまりにも写真要素が見えてこないので
人によってはダレる可能性も大いにあり得ます。
実際僕は本作に乗れるまで
結構な時間がかかりました。


被写体がいなくて撮れなくなっていたのに
最終的には自然な流れで撮るようになったので
物語的には良かったんですけど、
もうちょい写真を撮る楽しさのようなものが
垣間見えると良かったかな。
主人公めっちゃ可愛かったのに
実際主人公の可愛さが見えたのは
1話、11話の最後、最終話くらいで、
そこまで主人公感なかったのは結構残念でした。
実際主人公が一度も出てこない話とかあったし。

その主人公が出てこなかった7話は
大人組=漫画家だけで物語が進みますが、
ホラー要素のゴリ押しや
そもそも旅の話自体が退屈で
ここで一度視聴欲が完全に消えました。
ここに至るまでも結構空気だった主人公ですが、
完全にいないとそれはそれで悲惨だったので
やはり全体的にもうちょい
存在感を出して欲しかったですね。



キャラクターは皆可愛かったんですが、
女子高生が主役の割に学生要素もあまりなく、
学生を主役にする意義みたいなものは
そこまで感じなかったです。
これは、春乃のおかげで
どこに行くにも何の不自由もなく
学生ならではな工夫もそこまでなく
先述のシネフォト部要素もないので
視聴後に「コレ何のアニメだったっけ?」と
思う事が多かったです。
最終回で急にシネフォト部要素が出てきたので
もうちょい全体を通して見たかったですね。


また、登場人物で良くも悪くも
物語を動かすキャラがいないので
全体的に地味に感じる部分も。
例えば霧山はムードメーカーとしては
機能していましたが、
主人公大好き要素とか
ほとんど見られなかったんで
その辺りは少々勿体なかったですね。
キャラの個性は全体的に埋没気味でした。

まとめます。
〇〇要素を求めない方が
楽しめる。
カメラに始まり
様々なガジェット系に触れるのかと思いきや、
蓋を開けてみると尖った要素のない
日常系アニメでしたね。
旅を筆頭に様々な要素を取り入れていて
共感出来る部分や出かけたい欲を駆り立てて
様々なMONOに興味を持てる作品でした。

ただ、全体的に要素がバラケ気味かつ
旅行要素に振り過ぎていて、
興味を持てる部分が無いと
退屈な作品だと思います。
実際僕もカメラ要素目的で視聴したのに
視聴1周目はバイク要素しか印象に残っておらず
他は旅要素で掻き消えていました。
ホラーとグルメのゴリ押しなんかも目立って
話の波を感じる部分も多かった。
ここは素直に勿体なかったですね。

僕は同じ作者のゆるキャンにハマった流れで
本作の原作を視聴しましたがそこまでハマらず
早々にリタイアした身ですが、
逆にアニメはそこそこ楽しめました。
ただ、写真が主体と思って視聴してたので
途中かなり意欲が激減してしまい、
持ち直すまで結構時間がかかりました。
ゆるキャンに雰囲気が似るのは仕方ないですが、
本作ならではな要素がもっと見たかったです。

ただ、レビューを書く上で何周もしてる内に
段々とハマっていき、
本作には本作の良さがあると感じました。
ゆるキャンとは別のベクトルで
キャラクターが皆可愛く個性的で
見ていて面白かったです。

出かける意欲や撮影欲を刺激する作品でした。
ゆるキャンキャラもカメコ出演してるんで
あfろ作品好きな人はお勧めです。

個人的オススメ回は9話。
バイク要素が多くて
共感出来る部分が沢山ありました。
他にも色々要素が詰まっていて良かったです。