
学生の頃見ようとして早数十年()

おもろかったけど
思ったよりも地味だった。
その名を知らない者はいないであろう
本作ですが、
シリーズ第1作というだけあって
内容は非常にシンプルで、
今の目線で見ると
どうしても特徴に乏しい印象を
抱いてしまいました。

ロッキーが落ちぶれてるのも
そこまで大きな理由がある訳でもなく、
ロッキーが対戦相手に選ばれた理由も
二つ名が印象的というだけ等、
ドラマを繰り広げるには
各々の理由が弱かったです。
特に、チャンピオンと対戦が決定した後は、
落ちぶれてる割には元が真面目な性格だからか
普通に黙々と練習してるんで、
なんでああまで駄目になったのかの理由は
もうちょいハッキリとしたものが
欲しかったかな。
守るモノ=彼女が出来たからとはいえ
別に入籍してる訳でもないので
この辺りにももうひと押し
ドラマが欲しかった感じ。

その彼女であるエイドリアンですが、
いくらなんでもデレるの早過ぎんかね(汗)
ロッキーのゴリ押しっぷりが凄くて
正直見てられんかったわw
最初のデートでいきなり自宅キスまでいくか?w
デートに至るまでのエイドリアンを見てると
いきなり振り切れ過ぎんかね?(困惑)

正直ドラマパートで一番輝いてたのは
脇役のポーリーでした(爆)
とはいえポーリーも結構主張が我儘なんで
気持ちはわかるけど同意は出来んというか・・・
そもそも本作は皆が皆自分中心で動いてるんで
感情移入という意味では
あんま出来るキャラはおらんかったかな。
アポロもロッキーを研究せずに
最終ラウンドまでもつれ込んでて
そこまで強さを感じなかったです。
入場シーンも笑いに振り切ってたんで
もうちょいチャンピオンの威厳が
欲しかったかな。

試合は本当の試合のような
リアリティがありました。
とはいえ、ボクシングの試合なので
時間的にどうしても短くなってしまうので
印象に残るシーンはあまりなく、
どちらかというと
練習シーンの方が印象的でした。
ただ、本作はどちらかというと
試合に持っていくまでが本番な感じなので
不満な部分はそこまでありません。
何なら一本の作品として見ると
軸がしっかりしてるんで
流れなんかは納得出来るものでした。
ただ、EDは人によっては受け入れ辛いカモ。
作品として見ると納得は出来ますが、
エンタメとして見ると物足りなく感じそう。
今作以降多くのシリーズが続いていますが、
本作だけで見るなら、
やはりロッキーには勝利して欲しかったですね。

まとめます。
スタローンらしい作品。
シルベスタースタローンの作品は
ちょこちょこ見てますが、
彼の作った脚本らしく
どん底から這い上がる事や立ち上がる強さ、
人生を投げない大切さなんかが滲み出ている
作品でした。
直接的な言葉も発していますが、
本作は劇中の雰囲気が結構しっかり出ているので
作品に没入出来るパワーがありました。
この辺りは流石認知度ある作品です。

令和になった今の目線で見ると
どうしても地味さは目立ちますが、
本作以降かなり長いシリーズとなる
記念すべき第1作、
未見の方は是非ご覧ください。

個人的オススメシーンは特になしですが、
ミッキーに本心をブチまけて追い返した後に
追いかけるシーンはちょっと面白かったですw
正論ブツけたのに
勝つ為にミッキーにすがるしかないのを
ロッキーがちゃんとわかってるのは、
彼が現実をちゃんと理解してるんだとわかって
何気にいいシーンだと思います。