
何気に当方初のブルース・ウィルス作品。

THE・アメリカン映画。
ビルを占拠したテログループに
刑事が一人立ち向かうアクション映画。
派手なガンアクションに爆破、
アメリカ映画らしい会話劇等
見応えある作品に仕上がっていました。
図式がVSテログループに突出しているのと
パウエルとのやり取りで緩急が付いてたので
長い上映時間の割に見やすかったです。

主人公のマクレーン自体は筋骨隆々でもなく
どこかくたびれた雰囲気を纏いつつも
喋りや体を張ったアクションなんかで
段々頼もしく見えてくるんですよね。
本作は家族とは別居中という立場で
妻や子供達とのバックボーンがあるのに
その点がそこまで前面に出てこず、
妻を人質にされてはいましたが、
悪を倒すという正義感で動いてるという
純粋な警官らしさが強かったのは
結構意外でしたね。
もっと破天荒なキャラだと思っていましたが
中盤のハンスとの駆け引きなんかを見てると
割としたたかな性格でした。

本作の敵であるテログループですが、
ボスのハンスの存在感が凄かったですね。
派手なシーンはないんですが、
終始カリスマ性が強く
行動や言動の説得力なんかがありました。
他のテログループメンバーは、
弟を先に殺された事を恨んでる兄が
因縁キャラとして立ちはだかるくらいで、
お決まりのパソコンに長けてるキャラ等
今見ると笑っちゃうキャラもいましたが、
ハンス以外は特に目立ったキャラはおらず。
この辺りはアクション映画として見ると
やはり明確に対峙するキャラは
存在して欲しかったように思います。
シリーズ1作目として見れば
全然大した問題ではないんですが、
作品として見ると
ハンスだけでは少々物足りなく感じる部分も。
まぁそのハンスも作中中盤で一度相対してるんで
因縁キャラがそのポジションを担ってはいるので
あまり気にはならないカモしれませんが、
アクションシーンの大半が銃撃戦なので
印象に残りづらい部分はあるカモ。

また、副本部長とかFBIのあまりの無能っぷりは
流石に見過ごせなかったです。
あの辺りは爆破シーンなんかの
派手な場面への繋ぎとして
欲しかったんカモしれんけど、
ギャグとして見れば良かったんか?
人質おる事とかを考えると
流石に笑えん展開やけど。
あとはエリスが〇ぬシーンなんかも
ハンスがマクレーンの妻の存在を知る為とはいえ
少々強引な感じで、
彼の存在意義を見出せなかったです。
〇んだところで思い入れが湧くシーンもないので
何の感情も湧いてこず。
逆に最後まで邪魔しやがって的なw
本作は敵味方問わず無能は最後まで無能なので
そこのストレスはちょっとあったかな。
そういえばニュースキャスターもアホでしたねw

まとめます。
アメリカ映画は
こうでなくっちゃ。
派手なドンパチにアホな上司、
ファンキーな台詞の掛け合い等
最高にアメリカンな作品でした。
今見るとお約束的な展開なんかは
アメリカ映画のひな形形式のようにも見えて
安心すら感じる内容となっています。
鬱屈とした気持ちを
発散させてくれる爽快感もあり
未視聴の僕もそのタイトルの認知度に納得の
作品でした。
未見の方はお勧めです。

個人的オススメシーンはラストシーン。
パウエルのトラウマまで解消されるとは
思ってなかったので、
この点まで拾うかと結構感動しました。