わんだふるぷりきゅあ! 見ました。

 

病気で寝たきり中なので一気見出来ました(泣)

 

 

ここ数作のプリキュアの中では

一番おもろかった。

 

 

最初前情報とか聞いてて

「戦わんプリキュアってどうなんや・・・」

とか思ってましたが、

最終話まで見るとまとまりはかなり良くて

4クール分楽しんで見させてもらいました。

 

 

動物がテーマという事で話は動物主体。

プリキュアの半分が動物という事もあって

動物目線の主張が多く、

視聴後には人間と動物の心の距離が

かなり狭まっている事でしょう。

実際の動物の気持ちはわからないですが、

幼女向けという事もあって

かなりストレートに描かれています。

この辺りは多少の夢があった方がいいと思うので

これくらい振り切ってて良かったんじゃないかな。

 

また、戦闘相手となる動物の特徴を悟が解説する等

わかりやすい作りになっていました。

メイン視聴の子供の年齢で動物に興味を持つ事は

とてもいい事と思うので、そういう意味では

良い方向に作用してたと思います。

 

 

また、本作はシリーズとして見ると

初めての要素が多く、

歴代作品を見てる勢としては

結構新鮮な視点で見る事が出来ました。

敵と戦わない戦闘スタイル、

敵グループが中盤まで出てこない、

レギュラープリキュアの加入完了が20話、

追加戦士がいない等々、

数々の変化球を駆使する姿勢は良かったですね。

勿論全てが良い方向に作用してた訳ではないですが、

シリーズとしての要素が

テンプレにならないように試行錯誤して、

崩せる所は崩していたのは良かったです。

長期シリーズとしてスクラップ&ビルドは

どこかのタイミングでしないといけないですからね。

 

 

その為物語の進みはかなりのんびりですが、

その分キャラクターの掘り下げが描写されていて

キャラクターへの愛着はかなり湧きました。

ただ、物語の面白さに直結してるかは少々疑問で、

似たような展開がずっと続く為

地続きの物語として見ると

ちょっと派手さに欠ける印象でした。

 

 

特に本作はテーマの描写が終われば

その掘り下げはされない風潮にあるので、

突き詰めて物語を追いたい勢には

少々不満が出ると思います。

例えばこむぎといろはは最初から仲がいいので

喧嘩する6話以降は突出した回がなかったり、

悟といろはが付き合った後は

ほとんどその描写がなかったり等々、

もっとそれぞれの絆を描いてくれれば

最終話でもっと感情が決壊したのになぁと思います。

まぁ、話のバランスというか

描くべき点を描いていったのかと思うと

そこまで求めるべき点でもないかなとは感じます。

この点は僕は結構気になるタイプなんですが、

本作に関しては描くべきテーマを

それぞれちゃんと描いてくれたので

見終わった後の不満はあまり残りませんでした。

あくまで幼女向け作品ですしね。

 

 

選出画像の多さから察知されると思いますが、

主人公であるこむぎ&いろはペアよりも

まゆ&ユキペアの方がピックアップ率が高く

こちらは印象に残りましたが、

こむぎ&いろはは序盤で喧嘩した以外では

印象に残る話が少なかったです。

主人公のこむぎはガオウとの橋渡しという

重要な役回りにはなっていましたが、

その自由な性格も相まってあまり物語には

絡んでいなかったように思います。

いろはは悟とのカップリング回があったので

まだ印象に残りましたが、折角の犬主人公なので

もうちょい前面に出して欲しかったですね。

見終わった後はこむぎが主人公というより

いろはを主人公にした方が良かったとは思います。

 

諸々の要素が一番いい方向に作用していたのが

最後にプリキュアになったまゆ。

キャラクターの成長も見え

ギャグ要員としても起用出来る

かなりの良キャラになっていました。

 

メインキャラが少ない本作ですが、

動かしやすいキャラとそうでないキャラの扱いが

如実に出ていたように思います。

 

 

気になった点は戦闘シーン。

本作は自ら攻撃しないプリキュア

バリアなんかを使って無力化するばかりで

かなり退屈なシーンが続きました。

OPでは軽快に動き回っていましたが、

実際の戦闘シーンは全然動かず

もっさり走ってただけで

全然面白くなかったです(酷)

 

どの回もキラリンアニマルの力を借りて

その特性を活かした戦いをしてはいましたが、

全体的に動きがもっさりしていて、その個性は

あまり活かされていなかった気がします。

これは中盤からは

多少マシにはなっていましたが、

逆に言うとそれまでは

もっさりした描写が続くので

匍匐前進な物語の進みも相まって

序盤は視聴自体が結構しんどかったです。

 

 

僕は戦闘シーンも

プリキュアシリーズのウリだと思っているので

本作のように特徴的な設定があるのなら

それを尊重したいんですが、

本作の戦闘シーンは

流し見する事の方が多かったですね。

全編通してのんびりしているので

全体的にカロリーの薄い作品でした。

その割に昨今のシリーズと同じく

最終決戦「だけ」はグリグリ動くので

どうしたいのかよくわからん。

視聴者に忖度してるんか知らんけど、

あんま気にせずやりたい事があるなら

ちゃんとしっかり描写して欲しいです。

 

 

続いて敵キャラ。

なんと本作では

敵が本格的に動き出すのは29話という

物語が半分以上過ぎた後なので

それまで敵が誰で何が目的かがわからんのが

見ていて少々モヤモヤしました。

 

ただ、本作の物語の進み具合や

各キャラクターの扱いを見ていると、

敵キャラの登場タイミングはそこまで悪くなく、

割といい塩梅だったように思います。

不満に思うのは29話までの物語と

前述した戦闘の起伏の無さなので

この辺りは噛み合わせの問題かなという印象です。

実際敵との距離の詰め方は43話以降となりますが、

それでもまぁ一応間には合っていたので

結果的には良かったんじゃないかな。

 

 

昨今のシリーズと同じく

敵キャラとも結局和解しますが、

本作は歴代とか抜きにして

最初から和解ルートに全振りしてるので

そこは気にならなかったです。

最終的にあの終わり方になるのは

大人目線からするとご都合展開にも見えますが、

幼女向け作品という事を考えると

むしろいい締め方をしたんじゃないかな。

 

 

まとめます。

 

 

久々に見て良かったと思えた

プリキュアシリーズ。

 

 

最初こそどうなる事かと

不安を感じながら見ていましたが、

全話見た後はスッキリまとまっていて

バランスの良い良作でした。

上にも書いた通り

全てが良い方向に作用していた訳ではないですが、

プリキュアシリーズらしくキャラも皆可愛くて

見終わった後は

心がホッコリした気持ちになりました。

 

 

登場人物をスッキリさせてくれたおかげで

各描写もストレートに描かれていました。

学生生活や恋愛問題だけでなく、

動物をメインテーマにしてるだけあって

突っ込んだ部分も見れて良かったです。

まゆがあんなに

ブッ飛んだキャラになるとは思わんかったし、

まさかモブおば様3人衆に

泣かされるとも思わんかったw

 

 

動物に愛を感じたくなる、

愛を与えたくなるような作品でした。

本作をまた新たな経験として

これからもシリーズとして更なる作品を期待します。

 

 

個人的オススメシーンは、

やはり35~36話かなぁ。

いろはが可愛すぎたわ(*´ω`*)