
実は未履修でした。

ノスタルジック波状攻撃映画。
説明不要の超有名作品ですがこの度初視聴。
断片的な内容は知ってるつもりでしたが、
それでも心にクるシーンや台詞が多く、
胸を刺すような刺激を受けながら視聴しました。

まず言いたいのが、音楽が非常に良かった。
哀愁や悲しみといった一言で言いきれないモノを
耳から的確に突いてきます。
特にラストの崩壊シーンは
その様も相まって忘れられない。
また、主題歌が有名な本作ですが、
僕は本作を見るまではそこまで感じない曲でしたが、
いざ本編を見た後だと超絶ベストマッチしていて
大好きになりました。(単純)
本作がああいうビターな終わり方したのに
あえて明るい曲調にしたの、英断過ぎる。

その物語は結構駆け足気味で
トントン拍子で進みます。
ただ、アニメ本編自体は全113話あるらしいんで
ポイントをかいつまむだけでも結構な時間になるから
ある程度は仕方ないんじゃないかな。
更に本作が作られた頃は、
原作が終わってなかったどころか
アニメも途中だったらしいので
明確に物語が締めくくられたのは
本作が初らしい。
それであの終わり方をしたのなら
僕はもう何も言えません。

キャラクターも最低限という感じ。
鉄郎の年齢は元から5歳ほど高いらしいですが
そこまで違和感はありませんでした。


また、松本零士作品という事で
他作品キャラも登場しますが、
作品のスパイスとなっていました。
本作の物語の構成上
関連話だけがピックアップされがちで
少々ゴリ押しが目立つクロスオーバーでしたが、
当時を考えれば十二分な扱いでしょう。

松本零士作品の女性は他作品に比べて
不思議な魅力に溢れたキャラが多いですね。
僕はメーテルは勿論ですが見終わった後は
クレアが一番好きになりました。
なお、最後・・・orz

まとめます。
子供も大人も見て欲しい。
子供には夢や憧れを、
大人には戻らない青春の幻を、
それぞれ心に刻み込む作品だと思います。

あの時代にあれだけの世界観を構成したのは
やはり凄いなと思います。
ハーロックやエメラルダスが出る事で
更に作品に奥行きが生まれてますし。
また、特徴的な構図も多く、
一度見ると印象に残る場面の多い事多い事。
これだけ語り継がれてるだけの事はありますね。

セル画で1枚1枚丁寧に作られ
本物の声優達が声をあて
極上の音楽で仕上げられてる本作は、
長い999シリーズを
2時間弱で見事にまとめています。
未視聴の方は是非見て欲しい作品でしたね。

個人的オススメシーンはラストの崩壊シーン。
色んな事を感じ取れるシーンでした。