仮面ライダー鎧武外伝 デューク&ナックル 見ました。

 

 

何故今更?だよね。僕もそう思う。

 

 

外伝としてどちらも

それなりに面白かったです。

デューク編は戦国凌馬、ナックル編はザックと、

サブキャラの彼らがメインとなっていて

本編とは違った見応えがありました。

 

 

外伝なので当然本編ありきのストーリーなんですが、

事情を知ったうえで本作を見てると

また違った面白さがありました。

特に凌馬と鷹虎の会話は

噛み合っているようで全く噛み合っていない

お互いのニュアンス加減が面白かったですねw

また、過去の凌馬のキャラも中々新鮮でした。

 

 

 

ザック編はチームバロンを中心に

鎧武面子がどうなったのかが描かれています。

正直ザックやペコはキャラとしては好きなんですけど

メインを張れるだけの存在感には感じていなかったので

本作を見るまでは少々不安もあったんですが、

実際に見てみるとそれなりに楽しめました。

まぁ、ザックがあまりにも

カッコ良くなり過ぎな気もしたけどw

 

 

物語自体は鎧武の色んな意味での

若者の青臭さ全開で

歳を取った僕には少々直視し辛いノリもありました。

シュラがああなったのって自身の性格もあるけど、

戒斗のイミフムーブが9割原因だし

それに対する周りのフォローもないしで

無理に敵キャラ捻りだした感は否めなかったです。

 

 

 

戦闘シーンはナックル編は中々見どころありましたが

デューク編は微妙でした。

戦う場所が狭すぎて動きがもっさりしてたり、

初お披露目のデュークもほとんど活躍しなかったので

わざわざ新規でスーツ作った割に

何が魅せたかったのか謎でした。

 

 

また、本作だけだと

謎の部分が全く解明されないのも

正直どうなんかなーって感じ。

一応鎧武外伝は3まで続くので

そこで物語が補完されていればいいんですけど

その保証もないし、

小説等最悪別媒体が必要になっている可能性もあるので

僕のように一本軸の話を重視する人なんかは

作品評価が下がる傾向にあるのかなという印象です。

 

 

 

まとめます。

 

 

ファン向け。

 

 

鎧武のようにキャラの多い作品を

補完する意味合いでは、

充分その存在意義はあると思います。

実際僕も普通に楽しんで見てました。

 

ただ、本作終了数年後に撮ってる以上

後付け設定な点も否めないので、

無理に見る必要もないかなという感じ。

鎧武は仮面ライダーシリーズの中では

本編がまだ丸く納まった終わり方をしてる方なので

尚更無理に見る必要性を感じない印象でした。

現に本作を見た後に他の外伝を見ようとは

今のところ思えていません(爆)

 

 

作品愛は凄く感じる作品なので

鎧武が好きな人にはかなりオススメです。

 

 

 

個人的オススメシーン、

というか印象に残ったシーンは

バロン編でザックが助けられたシーン。

ネタバレになるので伏せますが

思わず「ぉお!」と声が出ましたw