プロジェクトイーグル 見ました。

 

ジャッキー版インディージョーンズ

 

 

間延び感が気になる作品。

 

 

サンダーアームからの続編で、

ジャッキーが砂漠を舞台に

失われた金塊を求めて

3人のヒロインと奔走します。

 

登場人物が少ないので

混乱せずに気楽に見る事は出来ましたが、

そのキャラクター達で

上映時間をもたせる事が出来ておらず、

物語の波やアクションの凄さに反して

盛り上がりに欠ける印象でした。

 

 

ちな、前作↓

 

sosiganight.hateblo.jp

 

 

前作との繋がりはほとんどないので

これ単体で見ても成立しますが、

複数の女性とのわちゃわちゃ感なんかは

前作を彷彿させる感じでした。

ただ、このヒロイン達の個性があまりなく、

3人もいた割に皆足を引っ張ってばかりで

印象自体はあまり良くなかったです。

特に終盤の格納庫でのやり取りは

皆焦ってるとはいえあまりにもアホで

ちょっとイライラしちゃいました。

あの戦闘シーンだけで見ると

そこそこ笑えるんですけど、

ストーリーを通しで見てると

ヒロインが活躍してるシーンが全然ないので

全編通してただただ邪魔してる印象しか

残らないんですよね。

 

 

また、ラストでアドルフが

ああいう決断をしたのもあまりに急すぎて

全く付いていけなかったです。

盗賊なんかはコメディーリリーフとして

存在していましたが、

風貌のせいで表情なんかがわかりにくく、

傭兵組にアクションが出来る

強いキャラが少なかったりと

全体的に敵側の魅力も乏しかったのも

残念なポイントの一つかなと思います。

 

 

 

まとめます。

 

 

「作品」として見るとまぁまぁ。

 

 

要素的にはどれも面白いんですけど、

とにもかくにも全体的に間延びしていて

少々ダレる印象の作品でした。

 

アクションシーンは

町中のバイクシーンや終盤の格納庫での戦闘等

見どころ自体は沢山あるんですが、

どれもただただ長く、

アクションもひたすら打撃の応酬ばかり続くので

ハラハラ感や爽快感は全然なかったです。

敵側にネームドキャラが少なく

服装や風貌含め全然目立っていなかったので

全体的に地味な印象しか残っていません。

 

ジャッキーらしい3次元的な

空間を使った戦闘は楽しかったんですが、

前作と同じく味方側でアクションするのが

ジャッキーだけの為間延び感が凄まじく、

やってる事の凄さに反比例して

どうしても盛り上がりに欠ける印象でした。

特に中盤のホテルでの戦闘シーンは

狙ってるシーンばかり続いて

いつまでダラダラやってんのってレベルで

あまり笑えなかったです。

この辺りはヒロインの誰かが

アクションするだけで全然印象変わるから

誰か一人くらいそういう人員にしても

良かったんじゃないかな。

 

 

ストーリー的には

非常にシンプルでわかりやすいので

そういう意味ではサクッと見れる

手軽な作品だなとは思います。

ただ、ジャッキーのアクションが好きな人には

切り抜きで本作のアクションシーンだけ見ても

全然問題なさそうだとは思います。

 

 

シリーズ2作目ではありますが、

前作を未視聴でも楽しめはするので

興味が出た人はお勧めです。

 

 

 

個人的オススメシーンは終盤の

格納庫での戦闘シーン。

よくああいうの思いつくよねジャッキーw