大阪を歩く。

 

 

何気ないけど特別なモノ。

 

 

 

先日大阪に行ったので

いつものルーティンで色々周ってました。

 

 

ただ、特別変化がないのか、

自分の中の熱が冷めたのか、

特に何かを得る事は出来ませんでした。

目的の物がなかったのもそうなんですが、

形に残る物の好みが変わっているのを

感じました。

こんな何気ない事でも年齢を感じる事になるとは

思わなかったですね・・・

 

 

このままでは徒労に終わると思った矢先、

ふと学生の頃に気になっていた店に

行ってみようと思い

久しぶりに学校近くに行く事にしました。

心斎橋筋

今でもたまに横切ったりはするんですが

電車でわざわざ来るのは本当に久しぶり。

 

 

お店は飲み屋兼定食屋なので

当時も入る分には全然問題なかったんですが、

サラリーマン溢れるお店の雰囲気に

学生の頃の自分は場違いな印象を受けて

卒業する最後まで

素通りしたままで終わりました。

卒業して数十年、

ようやくお店に入る事が出来ました。

僕のようにお昼を食べる客の他に

お昼から飲みまくってる人も多く

相変わらずカオスな空気でしたねw

 

 

肉吸い定食を頼みました。

普通に美味しかったんですが、

なんというか落ち着く味でした。

ボリュームも充分で

値段も今のご時世の割には安価。

今思うと気にせず通っておくべきでした。

学生の頃って金欠問題もありましたが、

一番削りやすいのって食費なので

コンビニのパンで済ませたり、

外食するにしても

友人達といきつけの店ばかりに行ったりと、

今思うとあまり新規開拓しなかったです。

学生になって通うようになるまで

他県って特別感があったんですが、

大阪に住んでいる人からすると

別に特別感もないから

そういう意味でも価値観が

噛み合わなかったのカモしれないですね。

別に当たり前の事なので

それに対して特に想いふける訳じゃないけどさ。

 

折角なので近くの商店街にも行ってみました。

当時の店が消えてたり残ってたりで

懐かしい気持ちにさせてくれました。

ただ、残っている店は綺麗になっている店が多く

今後も安泰っぽかったのは安心しました。

商店街のお店ってその土地に根付く事になるので

末永く商売し続けて欲しいですね。

 

 

小休止にお昼のお店と同じく

当時から気になっていた喫茶店で休憩する事に。

店の小ささや外から見える事が気になって

この店もずっと入れずじまいでした。

ただ、喫茶店で珈琲を飲んだり

休憩したりする大人に

当時から憧れめいたものはありましたね。

今や喫茶店には何も思わず入っていますが、

そういった気持ちを持っていた事を

この度思い出しました。

あの頃思い描いた大人にはなれていないけどね。

 

 

 

当時に戻りたいとか

あの頃をもう一度体験したいとか

そういった気持ちはもう消えつつありますが、

想い出にかえるモノはこうやって思い出さないと

あとは風化していくだけなので

たまにはこうやって思い起こして

自分の気持ちや感情を大切にしたいですね。