南紀勝浦温泉に行って来ました。

 

新たな体感が待っている。

 

 

 

最近職場で一日中ウマ娘する日があるんですが、

そんな流すような一日を過ごすのは一人間としてどうなんだと思い

それなら実のある事をしようという事で

有給を取ってツーリングする事にしました。

 

 

行き先は色々考えましたが、

和歌山の南紀勝浦に行く事に。

和歌山の温泉娘が残りここだけなんですけど、

南紀勝浦は和歌山の結構奥の方にあるので

行くのが先送りになっていました。

 

 

 

出発前。

朝に準備したり行く前に職場に寄ったりと

かなりのんびりした出発に。

 

 

 

大阪の松原だったかな?

そこまで高速で行き、そこからは下道で向かいました。

 

奈良から続く169号線が非常に長く走りがいがありました。

大きなダムがあったり吉野川が綺麗だったり

見応えのある景色が続いて楽しかったです。

場所によっては高さもそこそこあって怖かったですが

ワインディングはそこまでキツくなく

ゆったりとした道が続いて走りやすかったですね。

 

 

気候的にも暖かくてバイクを走らせるだけで非常に気持ちいい。

平日という事で交通量も少なくほぼ貸し切りで最高でしたね。

ただ、かなり長い事山に入っていたので

途中気持ち的に疲れはしましたw

 

 

そんなこんなで出発から4時間ほど走らせていると、

 

眼前には海。

ようやく山を抜けました・・・

 

非常に広い。そして綺麗。

白浜温泉の時もそうでしたが、

和歌山は海が綺麗で色も濃い印象です。

僕の地元の海とは全然違うぜ()

 

運転する事に負担は感じないですが

見えないだけで疲労は確実にあるので

合間合間で体をほぐしながら進みます。

ここから更に1時間ほど走らせて、

 

目的地の南紀勝浦温泉旅館組合に到着。

 

途中まで高速使ったのに6時間近くかかりました。

覚悟してたとはいえ遠かった・・・

 

何はともあれ缶バッジ買ってさっさと撤収するか・・・

 

 

 

仕方がないので折角なので辺りを散策する事に。

 

 

・・・街が死んでないか?(・Д・;)

 

 

飲み屋なんかは夜から開店なんでしょうけど、

シャッターの色褪せっぷりからするに結構寂れてる印象が。

 

猫がいたので少しだけ戯れてきました。

めっちゃデブなので良い物食べてるんだろうなぁ。

って事は人おるはずよな?

 

商店街自体はそこまでの大きさではなかったですが、

かつて活気に溢れていたであろう事は感じ取れたので

少々焦燥感に駆られました。

田舎に人がいなくなるのは仕方ない事カモしれないですが

やっぱりちょっと寂しいね。

 

 

気を取り直して、再び温泉旅館組合に。

本間に20分で戻っていましたw

 

温泉娘の南紀勝浦樹紀さん。

なんて読むのかと見てみたらそのまんま”きき”だそうで。

下心が嫌いで他人の下心を見抜く能力があるそうです。

じゃあ俺は駄目だな()

 

温泉旅館組合の中はかなり狭かったんですが

そんな中にもしっかりブースを与えられていました。

書き下ろしイラストが豊富だったのが印象的。

僕のような奴がわざわざ来たりしているので

こういった町おこしは

これからも頑張ってやっていって欲しいですね。

 

お昼ご飯には遅かったんですが

近所に市場があったので行ってみました。

 

中は狭めですが14店舗ほどのお店があって

店内の他外のウッドデッキで食事が出来ます。

 

マグロの解体ショーもやっているようです。

僕の撮り方がクソですが

写真のキハダマグロはめっちゃデカかったです。

 

 

海鮮丼でも食べようと思っていたんですが、

こういう所で食べるのっていつも海鮮丼やなーと思い

今回は日替わり定食にしました。

 

この日替わり定食、ボリュームがエゲツなくて、

マグロのカツがめちゃめちゃサクサクで超巨大、

ブリ大根はトロットロ、マグロのあんかけは味が絶妙、

お味噌汁も魚がたっぷりで魚を食しているという多幸感に包まれます。

ご飯もお茶碗たっぷりで最初面喰ったんですが、

これだけのおかずを食すうえでは

この量の米が必要なんだと食べてて痛感しました。

 

挙句食後のコーヒーとアイスまで付いてくる。

この2品はちゃんとカフェの商品なので味もバッチリ。

これで1,200円はいい意味でエグすぎる。

 

最初巻き寿司やらマグロの唐揚げやら

自分へのお土産に買って帰ろうと思ってたんですが、

当分魚は食べれんと諦めるほどの大ボリュームでした。

こういった定食料理でここまで満足感を得られたのは初めてカモ。

 

市場は海が目の前にある他足湯のある休憩所もあって

ここに数時間居座れるほどのレベルでした。

食後にまったりしたかったですが

お昼ご飯を食すのにかなり時間がかかってしまったので

名残惜しいですが早々に退却。

温泉に向かいます。

 

向かったのは道の駅なちにある丹敷の湯。

市場から7分ほどで到着。JR那智駅の隣にあります。

駅降りて温泉があるとか立地最高過ぎん?

 

 

温泉はめっちゃ気持ち良かったです。

文字通り疲れが流されていきました。

内湯が一つだけなのと露天風呂がなかったのは残念でしたが、

それ以外は概ね満足でしたね。

 

風呂上がりは和歌山らしくみかんジュース。

原料のみかんの種類がそれぞれ違っていて計8種類ありました。

さすがに全部は買えないので直感で1本選びましたが、

和歌山のみかんは甘味がしっかりしていて美味しかったですね。

先月愛媛でもみかんジュースを堪能しましたが、

愛媛のは後味がスッキリしていて飲みやすさがありました。

 

 

名残惜しいですがそろそろ出発。

帰り道も行きと同じ予定なので来た道を戻る事になるのですが

あの山道を進むには時間が遅いのが少々不安です。

 

帰宅時間にブツかってしまい進みが遅い。

今回行った南紀勝浦は片道1車線の道が多く

詰まると中々進まないです。

挙句満腹感と温泉効果で非常に眠い。

この時ハッキリ覚えていますが、

睡魔が増す毎に集中力が欠けていくのをしっかり感じていました。

ぶっちゃけかなりヤバかったです。

車と違って体を寝かせられないのはかなりキツイですね・・・

 

 

何とか海を過ぎましたが、その頃には

 

・・・暗くない?

 

まぁ覚悟はしてたので腹をくくって進みます。

 

山を突っ切っていくのでドンドン森林が増えていきます。

と同時に、光が減っていく。

バイクのライト以外に外灯がない中山道を奥に奥に進みます。

 

 

・・・暗過ぎん?(絶句)

 

 

 

ただ、暗いという事は、

 

星空がめっちゃ綺麗でした。

普通に感動。目も冴えました。

スマホの画質だと限界がありますが、

実際はめちゃくちゃ綺麗でした。

 

 

合間合間で小休止を挟みつつ向かいます。

ところが山に入ってから持病の発作が続いて

距離を伸ばす事が出来なくなっていきました。

山の中外灯もなく交通量もほとんどない為に

何かあった時にどうしようもないので

事故や怪我のないように休みながら進んでいたんですが、

 

 

鹿がめっちゃおる()

 

 

闇夜に紛れて大きな体に目だけ光がある様が

滅茶苦茶怖かったです。

お昼時は全然見なかったけどどこに隠れてたんだ?w

 

他にも狐やタヌキのような生き物が道路を横切ったりで

別の恐怖を感じたので発作を我慢しつつ少しずつでも先へ進む事に。

 

ハラハラしましたが何とか帰宅。

高速に乗って帰る予定でしたが、

発作の頻度から高速に乗るのに不安を感じたので

結局全て下道で帰りました。

疲労感は凄かったですが同じくらい達成感がありましたね。

おかげで運転時間の割に結構元気でした。

 

戦利品の温泉娘の缶バッジ。

今回は名刺もいただけました。

これで和歌山の温泉娘はコンプリートですが、

和歌山は以前仕事で何度も行ってた割に

今回で新たに知れた要素が多くて結構印象的でしたね。

温泉娘の為だけに行って来ましたが、

今後も走らせに行く選択肢としては全然アリと思いました。

白浜温泉だけ入れなかったので

機会があれば入りに行きたいです。

 

自分へのお土産でお餅2種類とまぐろカレー。

他には鯨の商品も多かったですが、

鯨はちょっと食べる勇気が湧かなかったですw

まぐろカレーは食べた事ないので試しで購入しました。

まだ食べてないですがどんな味が楽しみですね。

 

 

そんな感じで南紀勝浦温泉ツーリングでした。

今回の南紀勝浦は街がのんびりしている印象で

時間の進み具合がゆったりしているように感じました。

 

 

往復の移動時間が長かったですが、

逆を返せばそれだけの時間バイクに乗っている訳で

楽しかったですね。

道がゆったりしていて運転しやすかったのもそうですが、

前述の通り交通量が少な目で非常に気分良く運転出来ました。

様々な野生動物がいたりでこれまで経験した事のない感覚も得られました。

 

 

 

今回仕事の合間に行きましたが、

疲労感が次の日に差し障る事もなく

気持ちがリフレッシュしてむしろ普段よりも明るく過ごせました。

やっぱりある程度の息抜きは日常の中で必要なんですね。

 

今後も可能な限り癒しを求めてツーリングに赴こうと思います。