乗るっきゃない。
沼津旅行行ったこの流れに。
あんま深く考えずに見た方が幸せになれる。
作画の良さやキャラクターの可愛さ、曲やダンスの多さ等、
魅力的な要素は間違いなくたくさんあります。
ただ、重要な部分で気になる点が多く
それらが見終わった後も残るのでもやもやするんですよね。
特に東京イベントでの件はそこに至るまでの過程の矛盾と
その後のフォローというか展開をもっとしっかり描くべきだったと思います。
なんで出来なかったのか理由は一つ。
なんでお前ら直接言わないの?って思う場面が非常に多い。
言えば解決といかずとも
物事が多少良くなるであろう方向に向かうのに誰一人それを言わない。
困った事にそれらが物語の核に関わってくるので
悪く言えばその結果話が薄っぺらく感じるんです。
例えば僕が初見時に一番気になったのが
3年生がスクールアイドルやってた事全般。
3年生(旧Aqours)がお互いを想うあまり
不仲になったのは100歩譲っていいとして、
1~2年生達が東京のライブに出て惨敗するんですけど、
自分達が過去に経験済みで後輩達がああなる事がある程度予想出来てたんなら
なんでその事をあらかじめ本人達に言わなかったのか。
特にダイヤは立ち位置上物語冒頭からAqoursに絡んでいますが、
ならばこそもっと突っ込んだポジションで後輩に接してあげないといかんでしょ。
特に東京に行く頃は廃校問題が浮上してる訳ですから
学校が存続する可能性には全て手を出すべきと思うけど(鞠莉もですが)
冒頭の印象だけ見てるとネタというよりガ〇ジです。
あまり比較したくないですが、
無印初期の絵理の立ち位置に寄せ過ぎな気がします。
あと、千歌と曜と果南って幼馴染のようで1話でも会ってましたが、
プライベートで仲良くないの?
それぞれが何してるか何も知らないの?
=果南がスクールアイドルしてた事知らなかったの?
田舎なら尚更ご近所さんの近況って入ってきやすいと思うけど。
(梨子のピアノコンクールの件等)
更に更に、ルビィは身内でお互いスクールアイドル大好きなお姉ちゃんが
スクールアイドルしてた事知らなかったの?
というか、ダイヤの性格からして妹にはスクールアイドルになったって
声高らかに報告すると思うけど。
書くとキリないからこれくらいにしとくけど
一つの疑問点だけでこんだけハテナが出てくるんですよ?(汗)
この辺りは「アニメだから現実的なツッコミすんな」
という事で済ませられないと思います。
物語で感動させようとするんなら
そこに至るまでに気になる点を残すような構成にしたらアカンでしょ。
あと最終話。
あれはなんだ?(真顔)
突然始まるミュージカル的なのは置いといても
ストーリーの展開に置いてけぼりを喰らいました。
あれはラブライブの運営的にOKなの?(汗)
長くなるからもう書かんけど。
割と12話まで楽しんで見れたけど
最終話で評価一変したぞ・・・(困惑)
気になる点書いていくと多分終わらないので
話を変えてもう2つほど。
・µ'sと切り離して見たいのにµ'sガン推ししてくる
今作は主人公の千歌がµ'sを見てスクールアイドルを始めるので
割と終盤までいちいちµ'sの話を出してくるのがちょっとめんどくさかったです。
僕は別にラブライバーでもなければµ's信者でもないので
µ'sの話よりAqoursの話が見たかったんですが、
物語の都合とはいえ千歌の方がよっぽどµ's信者のように見えました。
こういった2代目作品って初代や旧作と比較されるのが常なので
前作と違う物を作る為、かつ今作の立ち位置を
今後揺るぎない物にする為の魅せ方だった訳ですが
悪く言えば作り手もユーザーも皆µ'sの影に囚われ過ぎなような気もします。
・キャラ全員可愛い
主要キャラ全員めっちゃ可愛いです(*´ω`*)
こういった主要人数の多いアニメって
誰かしらハズレキャラがいるもんだと思いますが、
僕は最終的に全員割と好きな印象で終わりました。
ただ、ちょっとキャラ付けが露骨と言うか味付けが濃いと感じる部分もあり、
人によっては好みが分かれるカモしれません。
今でこそここで絶賛してますが
僕も最初サンシャインに触れた時はちょっとしんどかったです。
長くなってきたのでまとめます。
なんていうか、通しで見れば見るほど
物語を魅せたいのか歌を魅せたいのかキャラを魅せたいのか
よくわからんくなりました(´・ω・`)
特にストーリーは仲間集めで2期ありきの尺や
整合性を持たせる為の両極端な各結果等挙げていくとキリがないので、
そういう意味で前述したように細かい事を気にせずに見る作品なんだと思います。
脇の部分というか調理材料は凄く良い物が揃っているので
そういう部分を見て楽しむ作品なんだと思います。
ホテルのバイキングってあるじゃないですか。
美味しい物いっぱいあるけど
あれもこれも欲張って取っていくと
クドく感じたりお腹いっぱいになると思いますが、
まさにあんな感じです。
細かい事を気にせず楽しむ所を絞って見ると
比較的見応えのある作品だと思います。
個人的に面白かったのは10話。
要所要所で見ると4話や9話が良かったとは思いますが、
トータルで見て面白かったのはようやくメンバーが揃った10話でした。