15年でプリキュアも55人になりました。
キントレスキーが聞くとどういう反応を見せるのかw
プリキュアがロリ化するというロリコン大歓喜の映画と思いきや、
15周年記念映画という事でこれまでの積み重ねを重視した内容になっていました。
台詞数はアレですが、ちゃんと全プリキュアが喋り3DCGでしっかり動いてくれるので
それだけでも充分見るに値する作品になっています。
ぶっちゃけ見た後は台詞数の大小はほとんど気になりませんでした。
本作は全編ほぼ3DCGで描かれていますが、
どのキャラも非常に可愛く、映像もかなり美麗でした。
当時プリンセスプリキュアの映画の短編で感じた内容が
まさか上映時間フルで見れるとは思わなかったです。
また、際どいアングルも多くて、プリキュアのえちえち感も見て取れましたね()
キュアエール、えちえち過ぎんか・・・(*´ω`*)
僕はてっきり初代とハグッと組が協力して敵に挑んで
皆を元に戻して全員でフルボッコにして終わるもんだと思ってましたが、
初代がピックアップされるのは中盤までというのは
いい意味で期待を裏切られました(勿論その後も出番はしっかりありますが)
プリキュアも数が非常に多くなってしまったので
今作のように全員が出る作品で固定のシリーズを優遇すると
他のファンから苦情がきたりするものですが、
本作の初代の立ち位置は非常にいいポジションでしたね。
いちいち百合百合してて見ててニヤニヤが止まりませんでした。
また、序盤は子育てのしんどさ(親の気持ちと子の気持ちの違い)といった
ギャグだけでなく大人にも訴えかけるシーンもちらほらありました。
子育てって大変そうやね・・・()
敵キャラであるミデンはシリーズ的にはあまり珍しいモノではなかったんですが、
思い出や記憶を軸とした本作にマッチしていて
比較的感情移入しやすいキャラになっていました。
この頃のプリキュア作品は敵にも救済措置が多かった印象ですが、
しっかりとした理由があればあまり気にならないなというのが
本作を見て感じた感想ですね。
逆に本編でやりたい放題してた敵キャラといきなり和解というのは
「何度でもやり直せる」という心情のプリキュアシリーズでも
出来る限り控えて欲しいところです。
ミデンは最終的にあの締めになって良かったなという感じでした。
まとめます。
15周年記念作品に相応しい作品でした。
これまでのシリーズを見てきた人にとっては必ず大満足を得られる作品だと思います。
キャラのセリフがいちいちこちらの涙腺を刺激してきて、
プリキュアファンであれば見なければならない
と言えるレベルの仕上がりになっています。
また、HUGっとは本編映画がオールスターズ作品になってしまった本作ですが、
HUGっとキャラにも見せ場があっていい塩梅に仕上がってしました。
僕はHUGっとはまだ見れていないのですが、
はなのキャラが非常にしっかりたっていたので未視聴でも凄く楽しめました。
僕はさあやのキャラが気になったので早く本編見てみたいですねw
15周年でこの仕上がりなので、20周年、25周年と
今後それぞれの節目で生まれる作品はどれだけの物になるのかと、
それだけハードルを上げられるくらいに本作は非常に満足度の高い出来でした。
レポーター役の声優以外は完璧な作品だったと思います。
僕は動画配信サービスで視聴しましたが、久々にBlu-rayが欲しくなった作品でした。
個人的オススメシーンはなぎさの生身シーンの件。
このふたりはこうでなくっちゃというシーンでした。
この後のはなのシーンも挿入歌効果もあって非常にカッコよかったです。