一応全話見たんですが
諸事情で全話見るのに通算3年ほどかかってるので
簡単な感想です。
凄く面白かったです(語彙力0)
夢をテーマにしてるので
人によってはくどかったり説教臭く感じるカモしれませんが、
内容はとてもストレートでわかりやすく
全体的に前向きになれる話が多かったです。
また、夢を追う事への楽しさだけでなく
苦しさや辛さもしっかり描いたのはとても好印象でした。
主要人物の夢への姿勢がそれぞれ違うので
各々の夢に対する回答が描かれていたのは良かったですね。
主要メンバーもこれまでのプリキュアシリーズを踏襲しながら
新たな性格のキャラや展開があって毎話飽きさせなかったです。
特に後半の勢いは物凄く、
4クール目あたりからはノンストップで見てました。
ただ、キャラクターはサブも含め割と優等生が多く考えも成熟してるので
全体的にコミカル臭はあまりなく、
物語自体は良く言えば安定、悪く言えば大人し過ぎた印象です。
主役のはるかが例年のピンク属性を担っていましたが、
基本的に努力家で割と早期に結果を出すキャラだったので
メインメンバーの中で彼女がその役割を押し付けられた感があって
ちょっと可哀想でしたね(他に担当出来るキャラがいないですが・・・)
途中からシャットがそのポジションを担うのですが
個人的にはあまりマッチしてるように感じませんでした。
僕は優等生キャラは割と好きなので問題なく見れましたが、
この辺りは好みが分かれるかなと思います。
OPの字幕演出に始まり、作品にマッチしたBGM、
CGとレースの豪華さ、バイオリンに秘められた伏線、
サブキャラ達を活かした終盤の展開、
ラスボスとの決着、各キャラに合わせたED等、
色々挙げていくとキリがないくらい楽しませてもらった作品でした。
僕はプリキュアシリーズは前作のハピネスチャージで一度心が折れて
そこから遠ざかってたんですが、
下がったモチベーションがV字回復する程の面白さでした。
プリキュアシリーズでは間違いなく
上位に君臨するであろうクオリティの作品です。
ただ、夢に対しては今でも色々考える事があるので
手放しに素晴らしい!最高!と言えないあたり
自分の懐が狭いなと再認識しましたorz
多分僕が夢を追っている時にこの作品見てたら
色々大変な事になってたなと思います(汗)
個人的に印象に残ったのは第43話。
きららが夢を取り戻す気持ちにめっちゃ共感しました(´;ω;`)
余談ですけど、黄色プリキュアって露骨にあざといキャラが多く
制作側の狙いなんかを感じてそこまで好きじゃなかったんですが、
きららは僕の性癖に完全にクリティカルヒットしてしまいました。
マフォクシーって言った奴出てこい(爆)