オーバー・ザ・トップ 見ました。

 

 

え?腕相撲で親子愛を!?描けらぁ!()

 

 

面白かった(直)

 

 

長年離れていた父と子が家族になっていく

ハートフルストーリーですが、

父親がトラックの運転手や

腕相撲選手という事もあり

独特な雰囲気になっていたのが印象的です。

序盤はトラックを経て、

中盤からは腕相撲を経てという流れで

距離を縮めていったのが見やすかったですね。

父親ホークの不器用さのおかげで

結構ゴリ押しが凄かったですが、

序盤息子のマイクが堅物キャラで

バランスが取れていて面白かったです。

 

 

尺を考えると仕方ないんですが、

マイクとの距離が縮まるのが

少々早いとは思いましたが、

ホークの力強い説得力のおかげで

力押しで話が進んでも

あまり気にならなかったです。

この点は父親ホークの目線で見るか、

息子マイクの目線で見るかで

感じ方が変わると思いますが、

僕は結婚もしてないし子供もいない為に

俯瞰して両方の目線で見れたので、

どちらの気持ちもわかったので

まぁ仕方ないかという感情でした。

 

 

後半の腕相撲大会のパートは

インタビュー形式になっていたり

可能な限り他の選手を映したりと、

テレビ番組のような構成になっていたのが

印象的でした。

また、本当の大会のような熱気が感じ取れて、

最後の展開がどうなるのか

本当に手に汗握る力強さがありましたね。

絵面的には少々地味なんですが、

僕はあまり気にならなかったです。

この点は後述します。

 

 

それよりも気になったのは、

ホークが当時何故家を出たのかの理由が

明確にならなかった事。

これだけは結構致命的で、

本作の主人公である

ホークの主張やムーブの説得力、

母親が最後にホークを頼る理由等、

著しく低下する要因になっています。

 

会話の節々から

祖父の嫌がらせがあったっぽいですが

その理由も不明のままで、

本編を見ただけだと

祖父がただのヤバい奴にしか見えず、

中盤嫁が実父を擁護していた理由も

結局うやむやになってしまったので

ストーリーとして見ると結構穴があります。

祖父はムーブだけ見るとクレイジーな奴ですが、

実際に孫と娘の傍にいて

面倒を見てきたのは事実なので、

祖父の主張だけで見るとわからんでもなく、

見終えた後にどの登場人物の立場になって

本作を振り返ればいいのかと思った際に

結構視点がバラけてしまいました。

 

 

また、メインである腕相撲という要素は

他のスポーツに比べると少々地味なのは否めず、

見ただけではテクニックもよくわからず

一瞬で勝負が付いてしまうというのもあって

人によっては退屈に感じる点であると思います。

僕はこれまであまり触れていなかった世界なので

新鮮に見れましたが、

そのフォームは反則にならんのか?

と思うシーンもチラホラありました。

 

 

まとめます。

 

 

映画はこういうのでいい。

 

 

特別捻ったりせず日常や人生の中で

ある意味ではありふれた話ではありますが、

家族が家族になる系の話は

わかりやすく感動出来ればそれでいいと

本作を見て思えました。

見終わった後は

確かに気になる点は出てきましたが、

それでも良かったねと思える

話の着地をしたので

結果的には見て良かったと感じる作品でした。

 

 

また、本作は地味に音楽が良かったですね。

ニューヨーク~カルフォルニア

広大な景色をバックに流れるBGMは

旅をしたくなる欲を掻き立てられました。

 

 

短い尺の割にはまとまって見やすい話なので

興味が出た人はお勧めです。

 

 

個人的オススメシーンは

中盤のホークのマイクに対する

人生を諭すシーン。

僕が本作を知ったシーンなんですが、

終盤でマイクからその話を返されるシーンは

王道とはいえ普通に感動しました。