記事にするのすっかり忘れてた・・・
バトル描写全特化。
戦いまくるの文字通りもうバトルバトルの連続で、
ここまでバトルシーンに特化しているドラゴンボール作品は
他にないんじゃないかと思うくらいに迫力が凄い。
メインキャラを悟空とベジータに絞った分
キャラの物足りなさは感じましたが、
見終わった後となってはキャラを絞ったのは仕方ないかなと思います。
キャラを絞った分場面転換が最低限で見やすさはありましたね。
ブロリーはその見た目からてっきりパワー系のキャラだと思ってましたけど、
実際は圧倒的学習力とスタミナを活かしたタフネスさがウリで少々びっくりしました。
父親の教育方針がアレなせいで随分可哀想なキャラでしたが、
最後多少なりとも救いがあって良かったです。
また、フリーザ軍の脇キャラ2人がいい味出していましたね。
フリーザ軍との親和性はあまり感じられませんでしたが、
最後のブロリーとの関係を考えるとバランス的にはちょうど良かったカモ。
本作のオススメな点がバトルシーンなんですが、
気になる点もバトルシーンです。
というのも、バトルシーンがあまりにも長いので
見進めれば見進めるほど飽きがきました。
戦う相手や形態はその都度変わるんですけど
やってる事や展開はほぼ一緒なので、
新鮮味を感じるのは僅かでした。
さすがにブロリーがあまりにも
とてつもなくありえんレベルでタフ過ぎますw
あと、スピーディーなシーンがひっきりなしに続くので
人によっては画面酔いするカモ。
僕はしました(爆)
また、僕は現行のドラゴンボール作品は追っていないので
設定なんかは深くわかりませんが、
死んだフリーザがあそこまで勢力を元通りにしているのは
色々と思うところがありました。
ブロリーと戦うとは思ってなかったので
そこのサプライズはありましたけど。
当時のクリリンの描写を引っ張り出して
わざと覚醒させるシーンがありましたが、
以前あれで失敗したのに狡猾なフリーザが
また同じ展開をするかなぁと思ったりしました。
ブロリーを覚醒させるのには成功していますが、
それで自身がまたピンチになってたら元も子もないし。
本作だけで駄目という印象は持たなかったですが、
当時輝いたキャラを格下げするような描写はしないで欲しいところです。
ドラゴンボールシリーズは
ただでさえキャラクターのインフレが激しい作品なので
新形態や新キャラをたたせる為に
過去キャラを出しては欲しくないですね。
まとめます。
ドラゴンボールの「今」を知る上では中々オススメ。
一度終わったコンテンツのはずなのに
今でも平然と生きているドラゴンボールですが、
最近のドラゴンボールはこんな感じなのかという事を知れた作品でした。
本作は2018年に製作された作品なので
今という書き方は語弊があるカモしれませんが、
蘇ったドラゴンボール作品は
まだまだこれだけのパワーを出せるんだという事が
ビンビン伝わってきました。
ある程度の知識は必要なので
本作から見始めるのはあまりオススメしません。
どちらかというと僕のように
以前ドラゴンボールに触れた事のある世代が
楽しめる作品だと思いました。
同じような立場の人には特にオススメです。
個人的オススメシーン、というより
前述のフリーザが当時を思い出して
パラガスを○すシーンが一番印象に残りました。