Xファイル シーズンⅤのDVD-BOXを買ったので見ました。

 

3年ぶりに入手しました。

 

 

ミソロジーの話を筆頭に

相変わらず楽しませてもらいました。

特にスペンダーの登場や

暗躍するクライチェックとコバルーピアス、

退場と復帰を繰り広げたスモーキングマン

政府側の人間模様に変化があって中々面白かったです。

クライチェックが結構好きだったんですが、

この辺りになると

もう立ち回りが何でもアリ気味になって

当初とは別の感情で見てますが・・・

なんでしれっと政府側に復帰してるんだw

 

 

 

この辺りのシーズンって

劇場版の作成や他作品の撮影上の都合で

モルダーとスカリーが

同時行動しているシーンが減った為、

ゲストキャラの登場が増えたり

物語の展開がこれまでと違ったりと

これまでのシーズンとは違った感覚で

見る事が多かったです。

この辺りは良し悪しがハッキリしますが

個人的にはモルダーとスカリーのバディ感が減って

少々物足りなく感じました。

 

 

概ね面白かったんですが、

Xファイルが持っている

超常現象的な要素は少々薄れ気味で

どちらかと言えば

普通のアメリカドラマとしての要素を

強く感じたシーズンでした。

 

 

シーズンⅣの感想でも書きましたが、

アバンでの注目度は凄まじいのに

物語が進んでも謎の部分の大半が

解明されないままという展開が多く、

謎を別の謎で上書きしてばかりなのは

かなり気になりました。

物語終盤で取って付けたような設定になったり

強引な展開も目立ったので

物語の波をこれまで以上に感じたシーズンでした。

 

謎が解明されないままなのは

これまでのシーズンも同じですが、

「分裂」や「万霊節」、「幻妖」等、

物語に突っ込み所が多いエピソードが多かったです。

随所で見ると面白いんですけど

冷静に見るとツッコミ所が多くて

物語に集中出来ない回も多かったのは

ちょっと勿体なかったですね。

 

 

また、モルダーが

これまで信じてきた信念が崩れて

宇宙人否定派になったのは

流石に極端過ぎな気もしましたし、

逆に信じる事が多くなったスカリーとスキナーとの

考え方のバランス感にやきもきしたシーズンでした。

この辺りはもうちょい物語上で

考え方の共有の仕方を考えて欲しかったような気もします。

 

 

良くも悪くも印象的な回が多かったシーズンでした。

超常現象要素は少し減りましたが

単純にドラマとして面白かったので

引き続き今後も追っていこうと思います。

ただ、1時間モノのドラマ作品は

見続けるのがしんどいですね(汗)

この度一気見しましたが

シーズン自体はまだまだ続くので

熱が冷めないように注意したいところです。

 

 

 

個人的に印象に残ったのは「吸血」。

まさかXファイル

あそこまで爆笑する回がくるとは・・・

おかげで事件的には怖い要素もあったのに

全然怖くなかったw