え、魔法見せてくれるだけじゃなくて希望にもなってくれるんですか!?
面白かったというか見やすかった。
全編通して安定してました。
設定とかの割に雰囲気が終始明るめなので
見てて心が重くならなかったというのが理由カモしれません。
ただ、物語の波で言うとあまりなく、
白い魔法使いやワイズマンの正体や目的くらいしか物語の謎が無い挙句
そのムーブがわかりやす過ぎるので人によっては飽きを感じるカモ。
物語的にはゲストが毎回狙われつつそのゲストのバックボーンに迫るんですが、
ぶっちゃけゲストに焦点当て過ぎな気もしましたね。
また、登場人物が他に比べれば少なめなんですが、
各キャラの物語の広がりがあまりなかったのが残念でした。
特に物語終盤はコヨミを中心に動いていくんですが、
そこに至るまでのコヨミのメイン回が少なかった(というよりほぼなかった)ので
終盤ほとんど感情移入出来ませんでした。
ヒロインムーブだけでいくと凛子の方が全然機能してた気が・・・
更に、主要人物の中でも立ち位置がよくわからんキャラが何人かいましたね。
ぶっちゃけいなくても良かったキャラやなんでそのポジションなんだというキャラも。
本編を語るうえで欠かせないのがアクションシーン。
マーシャルアーツを取り入れたアクションは
平成ライダーのアクションに新たな可能性を見出してくれました。
また、マーシャルアーツだけでなく工夫されたカメラワークや自転車アクション等
アクションに磨きがかかっていましたね。
魔法がメインのライダーなんですがCGとの融和性も良かったです。
ただ、マーシャルアーツは頻度が少しずつ少なくなっていったのは残念でした。
短めですがまとめます。
誰が見ても一定の満足感は必ず得られる作品になっていると思います。
少なくとも面白くない、つまらないという
ネガティブな印象を持たれにくい出来と振り返りますが、
それ故に好みが分かれるかなーという印象です。
今作は平成ライダーでいくと14作目ですが、
どちらかというとあまり平成ライダーを知らない層にオススメの作品だと思います。
個人的オススメ回・・・というより印象に残ったのは最終話。
当時あの最終話を見て