「艦これ」いつかあの海で 見ました。

 

久々の艦これ。

 

 

右肩下がり。

 

 

完全新作という事でいざ見始めた矢先に

いきなりおとり艦隊に配属で

1期との温度差に面喰ったんですが、

見ていくうちに要所要所のテンポが悪く感じて

段々視聴の熱が下がってしまいました。

 

 

今回轟沈描写よりも生きて除隊扱いの方が多いので

折角の空気の重さが低下しちゃった印象です。

特に序盤は戦闘シーンが多く激しめだったのに対して

このせいで命の扱いが軽く見えちゃって

少々ギャップを感じてしまいました。*1

 

 

直接関係はないにしても1期と劇場版で

轟沈に関しては一つの答えを出しているので、

本作は全体的にシリアスな雰囲気だし

全然轟沈させても良かったんじゃないかと思います。

見た後で知ったんですが、

本作は史実を再現している部分も多いみたいなので

尚更轟沈する船は轟沈させた方が

説得力も出た気がします。

 

 

 

陣形をその都度変更したり

航空機描写がちゃんとしていたりと

全体的に戦闘シーンに力を入れている印象でした。

本作は2023年制作なので

時代に合わせた絵の美しさもありましたが、

戦闘のテンポ自体は回が進む毎に落ちていった感じ。

特に最終話なんかはあの内容にするなら

もっとスピーディーにするべきだったし、

絵ももうちょい目を惹くものにして欲しかったかな。

時雨が改装した意味も全然見えてこなかったし。

 

 

 

今期は艦娘だけでなくちゃんと提督もいて、

ドッグには整備士、街にも人間がいたりと

ちゃんと戦時中だとわかる描写があったのは良かったです。

よくよく考えると艦これの世界って

戦艦が女の子という訳わからん設定ではありますが、

本作は脇の描写がしっかりしてたので

ある程度の説得力がありました。

 

あと、やはり提督がいるだけで説得力が全然違いますね。

マヂで1期はなんであんな扱いやったんや・・・

 

 

 

まとめます。

 

 

右肩下がr(略)

 

 

 

序盤こそ目を惹く要素があって

結構しっかり見ていましたが、

回が進むにつれテンポが悪く感じ

段々集中して見れなくなっていました。

全8話なので気付けばあっさり終わってましたね(汗)

 

ただでさえ艦娘の名前が似たような響きが多いうえに

今回は戦闘内容の説明が加わって

よくわからんくなってくるんですよねw

戦闘シーンを見てなんとなく理解は出来るんですけど、

僕のように史実すら知らない人からすると

少々退屈に感じる点は多かったです。

 

 

大きな問題として、

各艦娘の魅力が見えてこなかったのはかなりマイナス。

例えば1期は見終わった後に

艦娘の名前とビジュアルが一致してしっかり覚えたのに

本作は1期に比べて登場キャラ数少ないのに

新たに覚えたのは時雨と雪風くらいでした。

どんだけシリアスに描いてもいいですけど

キャラ描写を抜いていい理由にはならないので

その辺りはもうちょい描いて欲しかったですね。

 

 

出撃前や改装時の描写等

しっかり描かれていて良かった点もあるんですが、

力を入れてたであろう戦闘描写に波があり

かつシリアスな雰囲気が最後まで上手く活かせず

急ぎ足でのエンディングだったので、

ぶっちゃけ最後のあのEDは笑ってしまいました。

いきなり出てきた海外艦もですけど、

少なくとも2水戦は全滅したと思うんですが

あのまま皆転生(?)して現代の街並みに

艦娘達が混ざっているというのは

シュールというかなんていうか・・・

伝えたい事や狙いなんかはわかるんですけど、

説得力がないせいで打ち切り感凄かったです。

 

 

本作は制作発表から年単位の期間があったのに、

本放送では延期が発生し、

そのものの内容も記載した感じだったのは

少々残念でした。

艦これは息の長いコンテンツで

今後どうなるかわかりませんが、

またアニメ化するのなら

更なるクオリティを期待します。

 

 

 

個人的オススメシーンは特になしですが、

雪風が腹壊すシーンはちょっと面白かったですw

 

*1:艦娘としての役割は終わりなので艦娘としては死なのカモしれないですが、生きてはいるのでどちらを幸せととるかですけどね。