悪魔を使いこなせ。
中身。
現行シリーズの主人公機であるベリアルの後継機となっています。
コアはベリアル。
今回のベリアルコアにはバーストロック機構が内蔵されています。
超絶ベイのような、強いシュートでロックがかかるシステムですね。
これまでバーストロックはレイヤーに実装されていましたが、
今回はコア側に採用されているので
メインの顔はそのままにバーストロックを使用出来るというのは良いと思います。
アーマーは2。
商品数少ない為に再録の嵐となっているアーマー。
ベリアルの場合Lギアの存在もあって恩恵ほぼ無しな印象のアーマーです。
ブレードはデンジャラス。
ヴァルキリーやダイナマイトベリアルの流れをくむ3枚刃ですが、
今回は内側にラバーを内蔵している事により
しっかり相手を弾きつつ衝撃を抑えるようになっています。
ドライバーはオールマイト。
ディスク一体型のドライバーで、シュート力に応じて軸先が変化します。
これまでのドライバーはバトルの途中で動きが変わる物が多かったですが、
本機は最初のシュートの強弱で以後のバトルの動きが変わるようになっています。
DBベイシリーズなのでハイとローに切り替え可。
今回ドライバーがお椀型なのでハイモードは胴長っぽくなり
通常よりも更に不格好になります。
回してみた感想ですが、
各パーツの性能が高いので、総じてポテンシャルの高いベイとなっています。
特にブレードの攻撃力がしっかり相手に伝わっているなぁという印象で
3枚刃の形がしっかり相手への攻撃力に変換されている感じでした。
バーストロック機能は結構な頻度で発動してくれます。
ただ、ロック部分が1か所なので発動しても割と解除される事が多いです。
相手に当たる頻度が多いのでバーストロック部分に
ダメージを受ける事が多いんでしょうかね。
体感的には超絶アキレスと同じような性能に感じています。
これをバーストロックが備わっているのに弱すぎるととるか、
バーストのリスクがしっかり残りつつ対戦を楽しめるととるかで
評価が分かれると思います。
僕は今回のバーストロック機構は割と良いバランスと感じているので
そこまで不満は感じていません。
ただ、発動した場合ランチャーにセットする度に手動で戻さないといけないのは
仕方ないとはいえ少々メンドクサイですね。
続いてオールマイトドライバーですが、
基本的にどの場面でも強シュートを放つので暴れる挙動を取るんですが、
動き的にはしっかりアタックタイプらしい攻め方をしてくれます。
暴れる割には送り合い時に最後の粘りも見せてくれるので使いやすいですね。
これはお椀型の形が功を奏している感じです。
モードチェンジしているか否かがドライバーを見てわかるのも良いですね。
回る前にいちいちモードを戻さないといけないのはめんどくさく感じるでしょうが、
実際はワンプッシュで戻るのでほとんど影響はありません。
これだけ書くと凄く強く感じるでしょうが、
オールマイトドライバーの暴れっぷりが結構な物で、
特にスタジアムの外周に当たる事が多い為に自害する事も多々あります。
特に自害オーバーよりも自害バーストするのが気になりました。
オールマイトが暴れる=ギミック発動状態なんですが、
その状態になっているとバーストロックもほぼ確で発動しています。
にもかかわらず自害バーストするので
それだけ自身もダメージを負いやすいという事ですね。
ベリアル自身のロックが強い訳でもなく、相手の攻撃を直で受けてしまいがちなので
そういう点から、使いやすく強いベイではあるんですが
ノーシンクでシュートすれば勝てるベイという訳ではないです。
そんな感じでデンジャラスベリアル.AL-2でした。
各パーツのポテンシャルがしっかり活きている印象を受けました。
それぞれの性能は間違いなく上位に位置しているんですが、
かといってこれ単体ではオーバースペックに届いていないという点では
絶妙なバランスのベイと思います。
ただ、この時点でオーバースペックな性能ではないんですが、
これまでの進化ギアを取り付け可能という事で
まだまだ伸びしろを感じさせてくれるというのが
玩具としての魅力に溢れた1機と感じました。
単体でもハイとローの切り替え、
セット内でのカスタマイズ、
これまでのパーツとの親和性、
進化ギアの装着等、
これ1つあるだけでしっかり長く楽しめるベイと思います。
オススメですよ。