戦隊の視聴はボウケンジャー以来となります。
いきなり結論から言いますが、滅茶苦茶面白かったです。
それぞれのキャラ、相棒の魔進達、敵側のドラマ、ストーリー等、
全てが高水準でまとまっていました。
最初はメインキャラであるレッドのキャラが受け付けなくて
ちょっと心配だったんですが、
回が進むにつれてどんどん皆を引っ張るキャラクターに成長していって
44話~最終話の表情には震えてしまいました。
どのキャラクターもしっかりキャラがたっていてキャラ同士の絡みもちゃんとあり、
見ていてどんどんキャラクター愛が溢れていきました。
役者と共にキャラクターが成長する様を見れたのはかなり久しぶりな気がしましたね。
ちなみに、敵側のメインキャラは人数がかなり少ない印象を受けましたが、
キャラの立ち位置がわかりやすかったのであまり物足りなさは感じませんでした。
僕はクランチュラがずっと好きだったので最後のあの立ち位置は凄く嬉しかったですw
また、物語も子供向けに相応しいメッセージ性に溢れた回が多く、
しっかり子供の事を考えて作っているなと感じました。
内容も説教過ぎずにいい塩梅だった気がします。
昨今特撮は以前よりもかなり大きなオタク向けに作られている印象ですが、
本作は大人も子供も楽しめる内容になっていたと思います。
魔進達もそれぞれが個性的でメインの5人達との絡みなんかも見応えありました。
惜しむらくは、途中参戦の魔進達の目立った活躍シーンが少なかった点ですかね。
途中からメインのロボ達以外はほぼ出てこなかったので
ウエポンとしてでもいいのでもう少し出番が欲しかったかな。
まとめます。
久々に手放しに面白いと思える作品でした。
役者が感染したり序盤でいきなり総集編が入る等
コロナウイルスの影響をかなり受けた本作でしたが、
そんな中よくこれだけの内容にまとめる事が出来たなと感心してしまいました。
最終回が近づくにつれて終わって欲しくないという感情が強くなったり
配信チャンネルで色々なトークイベントを視聴したり
友人達と毎話終了する度に感想を言い合ったりする等、
メインでも脇でも楽しませてもらえた1年でした。
色々と自分の中で忘れられない立ち位置となりましたね。
正直これまでニチアサタイムの中で一番戦隊枠が興味なかったんですが、
今では戦隊が一番見逃せない枠となっています。
ここ数年戦隊シリーズを見ていない人にもオススメ出来る作品です。
個人的オススメ回は3話。
色んな意味で最高の話でしたw