おそらくヘリコプターに轢かれたのはジャッキーだけ(爆)
1、2から続くポリスストーリーの続編ですが、
舞台がマレーシアだったりジャッキーに相棒がいたりと
多少毛色が異なる内容になっていました。
まぁジャッキー映画の中でも人気の高いポリスストーリーの続編だけあって
内容は十二分に楽しめる出来となっていましたね。
ただ、ジャッキー映画の醍醐味といえるカンフーアクションというよりも
危険なスタントや銃撃の方に重みを置いていて
どちらかというとアクション映画色がかなり強い作品となっていました。
これは、一つの作品として見ると問題はないのですが、
本作は続き物のストーリー(しかも本作がシリーズの完結作)なので
連続で見ていった際にどこか物足りないという感情を覚えるカモしれません。
また、アクションシーンとして見ても
ジャッキーの格闘シーンよりも相棒のヤンの方が
アクションで映える場面が多かった印象でした。
ジャッキーは序盤の滑車や終盤のヘリコプターシーンといった
体を張ったスタントシーンの方が印象的で、
アクションで記憶に残るシーンは正直あまりなかったです。
個人的にはパンサーの退場が凄くあっさりしてたのが残念でしたね。
パンサーは序盤からずっと一緒に(騙して)いたので
そこのドラマが何かあればよかったんですが、
本当に何もなかったので・・・
連続するポリスストーリーの話としては警部とメイが出て来ましたが、
メイが最後どうなったかが描かれなかったのはちょっと不満。
(署長役が変わったのは残念でした)
また、物語上メイがトラブルメイカーになるのは仕方ないんですが、
本作は色々と無理矢理感があったのでもうちょっと自然さを出して欲しかったですね。
出来れば折角なのでもっとヤンと絡んで欲しかったです。
まとめます。
続き物として見ると色々物足りなさを感じるカモしれませんが、
一つの映画作品として見るといつものジャッキー映画といった感じで
しっかり満足させてくれます。
物足りないと書きましたが、
超スピードでボートに揺られたりヘリコプターに吊るされたりと
いつも通りしっかり命張ってるので安心して下さい(?)
個人的オススメシーンは将軍のホームでの銃撃シーン。
2人の息の合わなさとメタルスラッグばりの連続爆発が笑えましたw