昔見た事あるんですがもう一度見たくなったので。
年齢もタイプも何もかも違う凸凹コンビのバディ物なんですが、
リッグスとマータフの主人公2人の魅力をしっかり描きながら
敵組織との対立を描いた傑作です。
ストーリーは単純ですが時間の割に見応えがありました。
時間が長く感じなかったのは、前述したように
リッグスとマータフの描写がしっかりあった結果
2人が魅力あるキャラとして見る事が出来たからと思います。
マータフの家族思いな面も勿論良かったですが、
リッグスの周りも自分も省みない暴走キャラの本来の魅力が
徐々に垣間見えてきて、すっかり作品に引き込まれていました。
本作は爆破に生身アクションに銃撃戦にカーチェイスにと
しっかりアクションにも重点を置いていますが、
ラストのリッグスとジョシュアが
生身で決着を付けるアクションシーンは良かったですね。
警官達が周りを囲んで見守る中リッグスが気力で戦い切る様はカッコよかったです。
まぁ最後ジョシュアを確保した警官2人は無能過ぎますが()
あと、敵の将軍があまり有能に見えなかったのはちょっと気になりましたかね。
まぁこの頃のボスポジションって権力はあっても大抵すぐやられるんですけど・・・
他に気になった点は、マータフの娘が攫われて取引き場に行くシーンですが、
流石にマータフとリッグスだけで乗り込むのは無謀以外の何者でもないと思う(爆)
まとめます。
バディ物としては非常に見やすく見応えもしっかり用意されていて
万人受けするアクション映画だと思います。
ただ、作風的には少し暗めで爽快感はそこまでなので
見てスッキリ☆したい人は少々お気をつけて。
時代的には古い作品ですが、
メル・ギブソン演じるリッグスがカッコいいのでオススメです。
個人的オススメシーンは飛び降り自殺しようとする男をリッグスが説得するシーン。
リッグス自身の精神状態もあるんですが、
相手を助けたいのか殺したいのかわからんところがちょっと面白かったですw