ひと視聴付き合えよ。
総じて安定した内容でした。
平成2期特有のテレビ本編にしっかり差し込まれた内容になっていて、
本編が好きな人には更なる楽しさが、
未視聴の方には仮面ライダードライブがどういう作風なのかが
しっかり伝わる出来に仕上がっていました。
進之介がしっかりヒーローしていて
相棒のベルトさんとのバディっぷりも健在なので
見ていて安心感がありましたね。
特状課面子は霧子以外はあまり目立っていなかったのが少々残念でした。
課長の言葉も霧子に便乗した感が否めなかったです。
警察が少々アレでしたが、お約束のポジションで見せ場もそれなりにはありました。
柳沢慎吾氏は折角なんだからもうちょっと前に出ても良かったと思いますが
ラストのお約束セリフで許せちゃう謎の力がありましたw
展開的にはよく言えばわかりやすい、悪く言えばありきたりなので
ストーリーの盛り上がりという点では平均値は超えてこなかった感じです。
個人的に、チェイスが話を聞きに行っただけで
ハート達レギュラーのロイミュード側のドラマが全くなかったのが
一番の肩透かしポイントでした。
あそこでチェイスは未来のロイミュード云々の情報を知った筈なのに
謎にもったいぶっていたので「早よ言えや」と思ってしまいましたねw
また、前述したように特状課の面子が空気だったり、
マッハやチェイスがそこまで目立った活躍をしなかったりと気になる点もちらほら。
マッハは要所要所で頑張ってましたがポジション的にはかませ、
チェイサーも1匹のロイミュードに非常に苦戦してたので
強さ的な意味では両者とも微妙な立ち位置でした。
マッハもチェイサーもキャラクターが非常に魅力的なのに
結局主人公ツエー展開で終わってしまったのは少々残念でしたね。
余談ですが、マッハは外伝の4号でも死にまくったりと
あまり良い使われ方をしてないような気がします(´・ω・`)
まとめます。
本編を好きな人にも知らない人にも安心してオススメ出来る良作でした。
仮面ライダー=正義のヒーローという点もちゃんと描かれていますし、
進之介と霧子、ベルトさんといった各々の絆も見えてくるので
本編が好きな人ほど本作で補完出来る部分も多いです。
アクションシーンも頑張っているので総じてお勧めです。
個人的オススメシーンは超デッドヒートへの変身シーン。
急ごしらえのシステムで変身するシーンに男の子は燃えちゃうもんなんです。