運び屋稼業は命がけ。
運び屋が依頼主にハメられたその報復と、
ヒロインの依頼とその裏に隠された秘密に迫る作品。
カーアクションあり、アクションシーンあり、銃撃戦あり、ラブロマンスありと
見やすい90分弱の時間内に映画に必要な要素がほぼ集約されています。
とにもかくにもジェイソン・ステイサムがカッコいい。
強面な顔立ちに合ったガタイの良さ、山路さんのマッチした声等々
カッコいい要素しかないのに、
そんな彼がカッコいい事しかしないんだから間違いないです。
ただ、作品として見ると、自らに課した3つの契約の内の2つを破ったり、
ヒロインに簡単に体を許したり嘘を信じたりと
人間的な部分は未熟というか浅めというか・・・(苦笑)
その辺りが物語を成り立たせているんですが、冷静に見るとちょっと迂闊かもw
スー・チーが演じるヒロインですが、
事情を話したのに肝心な芯の部分は話してなかったりと気になる部分はありましたが、
しっかりヒロインムーブはかましてくれるのと最後のシーンで何とか帳消しって感じ。
何よりスー・チーがえちえち過ぎて何しても許せますね。
冒頭の写真の通りボディラインが素晴らしい。
ジェイソン・ステイサムが落ちちゃうのも仕方ないってもんです()
作品として見ると、家の爆破シーンなんかが面白かったです。
また警部との関係性も良かったですね。
主人公一強、警察が無能で終わらなかったのは良かった。
序盤のカーアクションは運び屋という描写とはいえ最初ちょっと長いと感じましたが、
後半のアクションに費やしてる時間を見ると
全体的な時間の割き方は特に問題なかったかなと思いました。
アクションシーンもただの殴り合いだけでなく重油のぬるぬるアクションといった
工夫のあるシーンもあって面白かったです。
まとめます。
エンターテイメント作品としてはしっかり合格点って感じです。
やはり外国映画ってパワーがあって見た後に爽快感が残るので
見た後の満足感は約束出来ています。
見る物がなかったり日々に退屈な方は是非見てみると良いと思いますよ。
個人的オススメシーンというか、面白かったシーンは上にも書いた自宅襲撃シーン。
余談ですけど、男の子はああいう家やガレージの仕様に憧れると思います。