見てから数週間経ってるので既に記憶の彼方にいってしまってますが(汗）
見終わった感想としては作品として丁寧に作ってるなという印象でした。
シャアの反乱から時間が経過した後の世界観を今の映像技術でしっかり描いていて
宇宙世紀の世界でどういった時間が経っているかというのが垣間見えました。
ただ、各々の部分で見ていくと個人的には気になる点もあります。
まずハサウェイがマフティーのリーダーとしては迂闊な行動が目立ち
ハラハラする場面が多い為に気になって仕方ないですねｗ
反地球連邦組織という集団組織としてこんなリーダーに皆付いていってるけど
本当に大丈夫？と不安になりますｗ
また、余談ですが、見る前は気になって仕方なかったハサウェイの声優変更は
視聴中は特別気になる事もなかったです。
古参ファンからすればやはり佐々木氏に担当して欲しかったですが・・・（ﾎﾞｿｯ）
また、ヒロイン枠であるギギも
本作だけ見るとハサウェイとケネスの間でフラフラしてるので、
「女」という見方をすれば魅力的でしたが
「ヒロイン」として見るとちょっとイライラするというか・・・
時折垣間見える子供っぽさは人間味という要素では成功していると思いますが、
連続したガンダムシリーズとして見てきた我々としては
どうしてもララァやクェスと比べたりしてしまうので、
彼女にしか見れない魅力というのが今後どういう場面で見れるのかは楽しみな所です。
別に僕は真人間キャラが好きという訳ではないですが、
メイン2人がこのような印象だった為に結果的にケネスが一番印象に残りましたｗ
ケネス自体はマフティーに対する読みの部分なんかで動きが見ていて面白かったので
これからどういった絡み方をしていくのか楽しみですね。
ガンダムという事でMS戦も期待していましたが、
ここは個人的には正直期待外れでした。
単純にどのシーンも場面が暗くてわかりにくい、
メッサー戦なんかは描写自体が見えにくくて全体的にわかり辛い等、
どのシーンも見ていて気になるシーンが多かったです。
見る前までは期待が大きかっただけに見ていて少しイマイチに感じました。
そもそも本作は出てくるモビルスーツが少なく
MS戦自体が地味と感じてしまいました。
本作はMS戦以外ではキャラクターの会話で話が進むのみなので
ここが楽しめないと作品としては少々ダレ気味に感じるカモしれません。
まぁ、クスィーとペーネロペーの本格的な対決も次回以降に持ち越しなので
この辺りも今後に期待という事で。
まとめます。
3部作の一発目という事で作品として見るとしっかり描写されていますが、
盛り上がりなんかで見ると少々物足りなさを感じましたね。
ただ、ガンダム作品のキャラクターって所謂富野節のような独特な言い回しで
ややこしい喋り方、伝え方をするキャラクターが多いですが、
本作はキャラクター達がどういう性格でどういう事を考えているのかなんかは
他作品に比べれば見えやすいので、
物語としての魅力という意味では本作でもしっかり描かれています。
迫力あるSEや美しく描写されている風景等、映像作品としてレベルを高く感じたので
未視聴の方は是非感染対策をして大きなスクリーンで見て欲しいですね。
次回作がいつになるのかわかりませんが、出来る事なら早く視聴したいです。
個人的オススメシーン・・・というか、
タクシー運転手との会話シーンが一番印象に残りました。
