アストラルスプリガン改造セット 買いました。

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これ一つで600通り以上のカスタマイズが可能なんですって奥さん。

 

 

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セット内容。

今回はレイヤーが2つ、ディスクが3つ、ドライバーが4つとギア1つというメイン内容に

スプリガンコアの回転変更用ツールも付属します。

 

 

 

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管理人はDBベイを今回初購入なので今更ながらサックリ解説。

 

今回レイヤーは3つのパーツで構成されています。

まずベイの顔とロックを担うコアパーツ。

スプリガンは両回転対応のコアとなっています。

 

 

 

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性能に表れる部分のブレードパーツ。

今回のアストラルブレードはリバーシブル性能で表裏で左右回転を再現しています。

右回転ではメタル部分が表に、左回転ではラバーが突出します。

 

 

 

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重さを決める部分のアーマーパーツ。

今回の新パーツである0アーマーはバランスの良い性能となっています。

 

 

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今回のDBシリーズはレイヤーの組み換え順を変更する事で

レイヤーの取り付け位置を変える事が出来ます。

上からコア→ブレード→アーマーの順番で組む事で

これまでと同じような状態のローモードに。

 

 

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アーマー→ブレード→コアの順番に組む事で、

レイヤーの位置が高くなるハイモードになります。

 

ただ、ハイモードは画像の通りレイヤーとディスクの間に隙間が出来るので

見た目はかなり不格好となります。

 

 

 

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ディスクは新パーツのオーバー。

0やアウターのような丸みを帯びたディスクとなっています。

幅が広くなりその分しっかりと重いんですが、

裏側は肉抜きされておりここでバランス調整されています。

 

 

 

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ドライバーは新パーツのクワトロ。

ゼータのように軸先を引き出して数種類の動きに変更出来ます。

クワトロという名だけに4種類の動きを再現可能。

ゼータと違い軸先がメタルパーツやラバーが搭載されています。

 

 

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ここ数機のスプリガンの色合いに合わせると今回のアストラルは左回転となります。

色合いはスプリガンレクイエムの通常色に非常に近くなります。

 

 

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逆に右回転は黒い色合いとなります。

こちらは通常色のレジェンドスプリガンの色合いに近くなります。

 

 

 

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スプリガンレクイエムからしか持っていないですが歴代スプリガンとの比較。

今回ラバーパーツが復活していますが、レクイエムと同じようなデザインとなっていて

最近のインフレ具合に比べるとラバー面積は少ないです。

 

 

 

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回してみた感想ですが、重さは正義という印象です。

他のDBシリーズを持ってないのでアレですけど、

相手とかち合ってもあまり吹っ飛ばされず即座にセンターに舞い戻ってきます。

また、バランスタイプのレイヤーですが

ゴツゴツとした形状なので割と相手を弾きます。

大きな攻撃力がある訳ではないので大きく吹き飛ばす訳ではないんですが、

相手を弾いては自分はセンターに戻るという一連の動きを繰り返すので

着実に相手のスタミナを削るという戦法が得意です。

 

 

 

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クワトロドライバーは4通りの動きを再現出来ますが、

個人的にはあまり暴れさせずに上記のようなスタミナ重視の動きがオススメです。

今回のスプリガンはロックが固い訳ではないので

あまり自分から積極的にガツガツ当たらない方が良いという印象。

 

メタルパーツやラバー搭載もされていますが、あくまでも最低限といった感じです。

派手なアクションを狙うよりも堅実なベイという印象で回した方がいいカモ。

 

 

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ここからは他のパーツ群をば。

 

まずはベリアルコア。

今作の主人公機のコアとなります。

現行機の為再録です。

 

 

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アーマーは2。

こちらも主人公機の再録。

 

 

レイヤーパーツは他にサイクロンブレードが付属しますが、画像がなかった(´・ω・`)

 

 

 

 

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クラッシュからですが、歴代ラグナルク。

スタミナウイングが3つから2つに減少していますがその分刃が大型になっています。

 

 

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DBベイはハイモードにしてもそこまでの大きさではない印象です。

画像はハイモードに加えてハイドライバーをセットしていますが、

比較にしているアビスロンギヌス.13.Sp'4Aとあまり大きく変化はありません。

 

逆にローモードはその名の通り背がしっかり低くなります。

 

 

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ディスクは2パーツが再録。

ネクサスディスクはそのまんまですがブリッツディスクは金塗装されています。

 

 

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新パーツのSギア。

ベリアル専用と謳っていますが実際はネクサスディスクに取り付ける専用パーツです。

フレームのようにネクサスディスクに取り付けます。

ターンフレームのように表裏で取り付けられますが、

 

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写真が見にくくてスマソなんですが、こちら側だと刃が固定されます。

形状的に相手に引っかかりやすくなります。

 

 

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こちら側だとフリー回転します。

また、このSギア、形状が大きくて

取り付けるとDBレイヤーよりもほんの少しはみ出すくらいの大きさとなっています。

 

 

 

 

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新パーツのウェーブダッシュ

昨年発売したウェーブドライバーがダッシュ化。

ウェーブは入手難度があったのでそれがダッシュとなって

セット購入とはいえ確定入手出来るようになったのはありがたいですね。

 

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2種類のメタルドライバー。

一方はアタックタイプ、一方はスタミナタイプとなっています。

 

 

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サイクロンベリアルはウェーブダッシュドライバーで回してみましたが、

スタミナタイプに恥じない動きと粘りを見せてくれました。

グライドラグナルクよりも相手に引っかかる形状にはなっていないので

今回のメタルエクストリームのようなアタックタイプのドライバーよりも

ディフェンスorスタミナorバランスタイプのドライバーの方が合ってるでしょう。

 

 

ただ、通常スタジアムで回した際にSギアは地面に擦りやすく

自身のスタミナ減に繋がる事が多かったです。

 

 

 

 

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そんな感じでアストラルスプリガン改造セットでした。

 

 

今回のセットは歴代のセットに比べるとベイが2つに減少しているので

歴代ブレーダーから見ると物足りなさを感じやすいですが、

今作だけで600通り以上の改造が可能と、充分なプレイバリューにはなっています。

 

収録パーツも使いやすく、かつ強いパーツ、新パーツもしっかり収録されているので

パッと見で損を感じる内容にもなっていないと思います。

 

どちらかといえばこういった改造セットは

初心者やこれから始める予定の人の方が満足感が高く得られると思いますが、

人気のスプリガンや主人公機強化のSギアが付属しているので

そういった面でも万人受けな商品になっているのでオススメですね。

 

 

 

 

ただ。

 

個人的には今回のセットは気になる点が多いです。

 

 

まず、今回のスプリガンですが、

歴代のスプリガンからするとあまり進化=変化を感じられなかったです。

 

リバーシブルは前作のワールドどころか

ギミックで言えばマスターディアボロスから変化なしですし、

メタル実装はワールドになかった点ですが

メタルの数で言えばマスターからむしろ劣化しているので

目に見えての性能アップも感じにくいです。

 

 

ラバー部分はレクイエムを彷彿とさせていますが、

今となってはこれっぽっちのラバー面積では心許ないですし、

右回転にするとラバーはなくなるので引っ掛けての攻撃も出来ないです。

(一応下部分にほんの少し残るので出来ない訳ではないですが・・・)

 

 

また、超絶スプリガンからあったバーストロック機構もなくなっているので

ベイの性能で見るとむしろ劣化してる印象すら受けます。

 

 

そして一番気になったのは回転切り替えのギミックがめんどくさくなっている事です。

これは個体差もあるカモしれませんが、

パーツをバラす際にコア部分が固すぎて全然外れません。

外そうとするとブレードが壊れそうなくらいなので

一度組んじゃうと他の形態にし辛くなっています。

今回のスプリガンはセット収録の為に値も張るので

破損した時にノーシンクでもう一個改造セットを買おうとは思い辛いです。

挙句、今回は3パーツにバラすだけでなく専用ツールも必要となっているので

ロードからの手軽さに慣れていると煩わしさを感じずにはいられません。

 

 

他にも見た目の回転方向がデフォで左になっていたり、

コアの水色塗装が浮いていたりと、色々と気になる部分が目立つ内容に感じました。

 

 

ただ、前述した通り、弱いという訳ではなく

スプリガンらしいプレイバリューはしっかりあるので

そこの心配はしなくても大丈夫です。

ワールドスプリガンは形状も丸型であったり

ドライバーがユナイトダッシュという事で慣れないと挙動が変わりやすい等

差別化自体は出来ているので、

ベイを使い分けるという意味ではブレーダーの腕が試される1機のように感じます。

 

気になる点は多いですが、僕のようにあまり過去機と比較し過ぎて

ネガティブな印象だけを抱かないようにして欲しいですね。

 

 

 

そして、他の収録内容ですが、

まず、ベリアル関連のパーツで再録が多いのは気になりました。

僕は今作がDBベイ初購入なのでダメージはなかったですが、

主人公機として見ると3/5が再録パーツになっているので

予めダイナマイトベリアルを購入している人ほど今回のパーツは損をする印象です。

ダイナマイトベリアルが各パーツを付けて強化していくベイと謳っている以上

今回のSギアもmustで必要な物になるんですが、

そうするとパーツの3/5は被ってしまうので

そこで改造バリエーションが減ってしまうのは勿体なく感じます。

 

 

また、付属のメタルドライバーはロックの山を破壊しやすい代物で

初登場時からその危険性は各ブレーダーから発信されていましたが、

今回付属のドライバーは半分がそのメタルドライバーなので

改造の度に付け替えるとその都度ロックの山を傷つける羽目になります。

ここは前述の通り壊れたからと言っておいそれと複数個買いにくいので、

もう少し考えて欲しかったですね。

壊れやすいから複数個買わせようと仕向けて今回の内容にしたのなら

企業戦略として正しいのカモしれませんが・・・

 

 

そして、ブリッツディスクですが、

今回収録された中では一番イマイチに感じました。

先日発売されたセイバーヴァルキリーと色合いがベストマッチやらと他で見ましたが、

ただでさえ希少価値の低いネクサスディスクが入っているので

ここはもう少し考えて欲しかったですね。

ブリッツディスク自体別段珍しくもないですし性能で見ても今更感が強いので

今更セット収録に入れられても全然嬉しくないです。

 

 

 

・・・とまぁ、最後に諸々書きましたが、

僕は久々にベイを買ってそれなりに楽しませてもらったので後悔は全くありません。

自分がどういうレベルでベイブレードに触れているかで

満足度が変わりやすい本商品ですが、

興味がある方は是非手に取ってベイブレードの楽しさに触れてみて欲しいですね。