ヴァルキリーの頂点。
中身。
色々言われていたセイバーヴァルキリーが生まれ変わりました。
同シリーズ内で2個目が出るとは、流石のレジェンド主人公です。
コアはヴァルキリー。
今回は初期のヴァルキリーのように横を向いたデザインとなっています。
ブレードはアルティメット。
覚醒や特殊なギミックはないですが、
3枚のラバー刃と、単純にアタック要素が備わっています。
アーマーは9。
個人的にはアタックタイプには偏重心の物を付けたいタイプなんですが
これはパッと見普通のアーマーぽいです。
ディスクはレガシー。
性能的な事はわかりませんが、
とりあえず回してる時に止めるとバチクソに痛い。
ドライバーはヴァリアブルダッシュ。
使い込むにつれて動きが変わる覚醒タイプのドライバーで、
極太のラバー軸の挙動はアタックタイプにそれに相応しいです。
ローとハイ。
基本ローでしか使わない僕ですが、
これに関してはハイの運用も視野に入れた方がいいカモ。
詳細は後述。
手持ちのヴァルキリータイプと。
僕の中ではブレイブヴァルキリーで
デザインと強さの頂点に到達した印象だったんですけど、
そこから更に2回デザインが変わってるんですから
デザイナーのセンスが本当に素晴らしい。
回してみた感想ですが、
3枚のラバー刃のおかげでかなりの攻撃力を要しています。
ヴァルキリーのロックが固いので結構前向きに攻撃を仕掛けられます。
ただ、アタックタイプあるあるでスタミナがあまりないので
仕留めきれなかった場合はすぐスピン死しますね。
また、僕はスタンダードベイスタジアムで回していますが、
レガシーディスクが地面に擦りやすくスタミナ低下を加速させてしまっています。
あまり外周を加速させるシュートはしない方がいいカモ。
なお、アルティメットヴァルキリーは
他のDBベイに比べてローモードが低めの位置になり、
3枚刃が相手のディスク部分~レイヤーの下側にあたる事が多いです。
下からの攻撃という意味では効果的に発揮しているカモしれませんが、
ディスクに当たるとラバーの劣化が著しいと思うので
気になる人はハイモードで回した方がいいカモしれません。
個人的にはハイモードの方が使っていて強い印象は受けます。
現在ヴァリアブルダッシュが覚醒していないので
今後回せば回すほど動きは変わってくると思いますが、
その分ラバー刃が劣化しそうなので少々心配になりますね。
最近のラバーベイに比べればそこまで引っかかりやすい形状ではないですが、
引っかかりがなくなると攻撃力低下に繋がるので
ヴァリアブルダッシュの覚醒は他のベイで回した方がいいカモ。
そんな感じでアルティメットヴァルキリー.Lg.V'-9でした。
こいつ単体の性能で見ると標準的な強さを兼ね備えているベイなんですが、
ベイブレードバーストというシリーズを考えると
強さ的にもデザイン的にもベイブレードバーストの到達点に位置するベイになり、
それぞれのコンセプトが究極という名に相応しい要素に溢れています。
これまでのヴァルキリーの要素を
この小さなボディーに全て凝縮しているのが実に見事。
僕はベイブレードバーストをウイニングヴァルキリーから始めたので
そのヴァルキリーが「究極」という姿になったのは感慨深いですが、
シリーズを追って来た年月が長い人ほど、このベイに対する感情は大きい事でしょう。
単体の楽しさとしては、ここ最近のギミック搭載ベイに比べると
単純なアタックタイプのベイとなりますが、
ヴァリアブルダッシュの覚醒要素があるので回せば回すほど楽しく、
使えば使うほど相棒感が増すベイとなっています。
このタイミングでこういった完成形のベイが出ると
シリーズの終焉を疑ってしまって少々不安になりますが、
今から始める人にも自信を持ってオススメ出来るベイですね。