奪われたなら取り戻そう。
貰える筈だった年金=お金を取り戻す為犯罪に走る老人3人組の話。
真人間が強盗という犯罪に手を染める訳ですが、
コメディ映画の為かシリアス感はほぼありません。
「老人が本当に強盗して成功すんのか?」
という点には犯罪のプロを助っ人に老人達自身が色々努力するので
見るにつれて応援したくなります。
そもそもこの3人はこの歳になるまで真面目に働いていたのに
お金が貰えなくなるという理不尽が襲うので、
どちらかといえば強盗成功してくれという方向に意識が傾きますw
特に家を差し押さえられたジョーと
腎不全で命が危ないウィリーには結構感情移入しますね。
短めですがまとめます。
映画自体は短めで見やすく、劇中の雰囲気が重すぎず気持ちを楽にして見れる、
何気ない会話がクスッとくる、感動するシーンもちょこちょこある等々、
コメディ映画として必要な要素はほぼ確保出来ています。
年配者という要素を上手く物語に活かしていると思いました。
取り立てて非常に面白い!という類の作品ではありませんが、
映画ってこういうのでいいんだよなという気持ちが芽生えた作品でしたね。
未視聴の方は是非ご覧ください。
見た後に心が軽くなる事でしょう。
個人的オススメシーン・・・
というか、彼らがカフェでダベるシーンが非常に印象的でした。
幾つになっても仲の良い友人が身近にいるという事は
とても幸せな事なのカモしれません。