これも療養中に視聴し終えました。
視聴前から要所要所で内容は把握してたんですが
それでもトータルで中々楽しめました。
登場人物のキャラの良さや
役者の演技が安定していたおかげで作品に没入しやすく、
少年漫画ぽい熱さも相まって印象的なシーンが多かったです。
本作は物語の謎が非常に多く
見ていて続きが気になるようになっています。
途中謎が解決したと思えば次の疑問が出てきたりするので
疑心暗鬼になりながら話数を進める事が出来ましたw
どんでん返しが多く
4クールという話数の多さから少々ダレる時もありましたが、
キャラがそこまで多くないので
話の長さの割には謎の部分は結構単純で見やすかったです。
本作は仮面ライダーが終始カッコ良かったです。
デザインもですが、立ち位置が平成作品にしては珍しく
仮面ライダーが本来持っているヒーロー像のようなものを
真正面から活かしていたのには結構驚きでした。
ラブ&ピースという歯が浮きそうな単語も
本作の作風にマッチしていて良かったですね。
気になった点としては、
とにもかくにもエボルトが強すぎでした。
今作の敵ポジが実質こいつだけなので
本来なら分散するであろう敵の強さバランスが最初からおかしくて
ブラックホールフォームになって力を取り戻してからは
もうやりたい放題で少々飽きがきました。
キャラの良さもあって終始見れはしましたが
やってる事が基本的にずっと一緒なので*1
敵ポジにもう一キャラくらい欲しかったかな。
エボルト一強の為に怪人ポジションがほぼ使い回しで
面白味が全然なかったです。
仮面ライダー側、特にビルドのフォームが多かった割に
対面する相手のバリエーションの無さのせいで
いかんせんキャラクターの強さが
ハッキリ見えてこなかったです。
今作はライダーのフォームの多さに
意味を持たせてたのは良かったですが、
やはり戦闘シーンでもっと活躍させて欲しかったですね。
また、ネビュラガスのせいとはいえ
キャラクターの性格が変わり過ぎなのも少々気になったかな。
特に玄徳は渋いキャラが好きだったんですけど
後半は完全に痛いキャラになっていたので
あのままカッコいいヒゲおじさんの道を
突き進んでほしかったですねw
まとめます。
万人にオススメ。
平成2期の中ではかなりオススメしやすい作品だと思います。
特に平成仮面ライダーをあまり知らない層には
かなりオススメしやすいですね。
謎の部分も含めストーリーを楽しめるのは大きいと思います。
平成仮面ライダーによくある変な背伸びっぷりが本作にはあまりなく
割と等身大のヒーロー作品になっていたのは好印象でした。
安定した出来になっているので万人が楽しめる作品だと思うので
未視聴の方には中々オススメです。
個人的オススメシーンは47話かなぁ。
役者の演技が良かったです。
*1:特に戦闘シーンの絵面