美鳥の日々 見返しました。

 

 

放送当時ぶりに見返しました。

 

 

 

 

 

 

ひょんな事から当時振りに視聴しました。

何はともかくめっちゃ懐かしいww

懐かしさだけで爆笑してしまいましたw

調べたら19年前の作品でした。

いつの間に

そんなに時間が経ってしまったんだ・・・

 

 

それはさておき内容ですが、

かなり堅実な作りになっていて

今見ても充分視聴に値します。

喧嘩が専売特許のヤンキーの右手に

片思いのヒロインが乗り移るというコンセプトが

中々面白いですね。

 

ただ、この美鳥という存在は、

隠さなければならない訳ですが、

その割には姉や高見沢、

耕太にあっさりバレたり、

話のオチに使われ続けたりと

似たような展開が続いたのは

少々物足りなかったですね。

そもそも美鳥の存在が

最後まで正治と美鳥との間で完結していたのは

折角の設定なのに少々勿体なかったと思いつつも、

見終わった後では見やすかった点でもあるので

一長一短だった印象です。

 

 

 

また、もう一人のヒロインである貴子とは

三角関係にすら発展しなかったですが、

そもそも正治と貴子との間に

美鳥が介入出来ないので

本作ならではなそれぞれの

気持ちの表現が見えたのは良かったですね。

ただ、恋愛要素で見ると

・美鳥→正治

・貴子→正治

とそれぞれ想いが一直線なので

もう少し正治からの気持ちの揺れ動きが見えると

もっとドラマが動いて良かったと思います。

まぁだからこそ

あの最終回の盛り上がりがあった訳ですが、

最終回までの12話の盛り上がりという点では

やはりもうワンパンチ欲しかったかな。

 

そもそも正治が貴子にだけは

狙ったように鈍感になったり

美鳥の想いに気付くのが最後の最後というのは

尺の都合上少々勿体ないなと感じました。

 

 

ギャグの部分では

ヤンキーが突っ込むという面白さや

オタクのノリなんかが

見ていて面白かったですね。

本作は谷山紀章を始め

各声優が役のイメージにピッタリで

見ていて気持ち良かったですね。

唯一姉と耕太の声だけ

放送当時から慣れませんでしたが、

今見てみるとまぁ別にいいかなって感じで

許容範囲内でした。

 

余談ですが、

姉のキャラだけは個人的に苦手で、

登場させるならもう少し上手く

劇中で立ちまわせられなかったのかな

という気はします。

 

 

 

 

まとめます。

 

 

今見ても面白い。

 

 

時代を考えると色合いやらノリやら

どうしても古臭い部分はありますが、

少ない登場人物の中

視点が正治と2人からブレないので

ブコメとして堅実で

まとまりの強い作品となっています。

 

最終話の美鳥と正治

それぞれの想いなんかは見応えがあり、

この作品ならではの説得力もあって

今見ても感動しましたね。

恋愛部分の「告白する勇気」に関しては

かなり説得力の強い内容となっています。

恋に臆病になっている方には

オススメな作品です。

 

 

 

個人的オススメ回は4話。

うえだゆうじ氏の演技も相まって

高見沢のキャラが終始面白かったですw